なぜかkenel upgradeでハイバネートの挙動がおかしくなる
linux mint 18.2を使っていて、そろそろカーネルが古くなってきたので、upgradeをしました。
カーネルのアップデートは、アップデートマネージャから簡単に更新できるのですが、アップグレード後にハイバネート(hybernate)の機能が効かなくなったことに気づきました。これはノートPCには致命的です。単なるスリープとすると、メモリには通電されている状態ですが、ハイバーネートだと完全にメモリの内容HDDに書き出し完全に電源を落とすため、一切電力を消費せずノートPCのバッテリーを抜いても大丈夫なわけです。
今回、アップデートマネージャからkernelのバージョンアップを行い、hybernateをかけてみると、Hybernateまでは行くものの、復旧するときに黒い画面となり何の操作も聞かず、強制的にPCの電源を落とすしかない状況に陥りました。
様々なアップデートマネージャから選択可能な様々なバージョンのkenelを試してみましたが、どれも同じ状況でした。
解決策
調べていたところ、この方の現象と同じことが分かりました。
https://jonathanmh.com/solved-linux-mint-18-not-waking-suspend-hibernate-lid-close/
そこのコメントに書かれていた、以下のサイトから、ukuu(Ubuntu Kernel Upgrade Utility)をインストールし、ukuu-gtkコマンドから
最新のカーネルをインストールしたところ正常に動作しました。どうやらLinux Mintだけではないようですね。
Ubuntu 16.04, Ubuntu 17.04, Centos 7, Fedora 26, Linux Mint 18.2, opensuse 42.3
実は、linux mint 18.2以前に他のバージョンのlinux mintでも同じ事象が発生し、
kernel upgradeは諦めていたのでスッキリしました。
※今までずっとhybernateを「ハイバーネート」と思っていましたが、「ハイバネート」記述することをこの記事を書いている時に知りました。