この記事にあるアプリはクローズしました(;_;)
こんにちは、夏も本格化してきましたね。
この記事ではあまり賢いことは書かないので息抜きに見てもらえれば嬉しいです。
会社辞めました
今年の4月に某ITベンチャーを退職しました。
新卒入社で入った会社で非常に環境が良く気に入っていましたが、個人的理由で退職させていただきました。
個人的理由とは
僕は昔から人と関わるのが苦手でした。
上部の会話はできるのですが、仲良しの会話ができるまでの関係になるには非常に時間がかかります。
職場で微妙な関係の人とエレベーターで一緒になったりすると緊張します。
トイレ行く時とかも一緒にならないように意図的に時間を外したりします。
(※その人が嫌いというわけではないのです)
幸いにも勤めていた会社には、温和で謙虚で爽やかな方ばかりだったので、僕みたいな人でも優しく対応してくれました☺️
ですが、いつまでもこの環境が保たれ続けるという保証はありません。
プロジェクトが完了しチーム替えが行われると人は変わりますし、受託開発だったのでクライアントのコミュニケーションも取る必要もあります。
いつ知らない人と関わる必要が生じるのか分からないのです!!(圧力)
なので、兼ねてより誰と働くかなどを全て自分でコントロールしたいと思っていました。
そうなると企業や個人開発などがいいのかなと思い漠然とそれを目指すようになりました。
でもまだまだスキル足りないだろうしなー
自慢じゃないですが、僕はエンジニアとして優れている層にいる人ではありません。
なので起業や個人開発といった夢を叶えるためにも、
「もっと経験を積んだほうがいいのかな〜」
と考えていました。
次第に、「自分が不足していると思う技術の習得も考えてキャリアアップのための転職などもありかも!」と思い、ポートフォリオを作るようになりました。
もしかしてこのまま個人開発にシフトできるかも...
ポートフォリオを作っていくうちに、ある欲望が湧いてきます。
「もしかしてこのまま個人開発にシフトできないかな...」
しょぼい知識なりにも単純なサービスは作れることに味をしめた僕はある程度貯金もあるし、貯金が尽きるまで個人開発に挑戦してみてもいいんじゃないかと思うようになりました。
「ダメだったらまた働いてお金貯めて再挑戦すればいいよな...」
以前からやりたかった起業や個人開発がもしかしてできるかもと思った僕は必死に自分の中にで生まれたこの意見を正当化しようとします。
僕「そうだそうだ!」
僕「失敗してもきっとどこかが雇ってくれるよ!」
僕「雇われなくても死にはしないよ!」
僕「昔から真面目だったから君なら大丈夫だよ!」
僕「ありがとう、みんな///」
こうして僕は見切り発車で会社を辞めて個人開発を進めるようになりました。
Webアプリ作りました
見切り発車で始めた個人開発も一応ある程度は完成しました。
思っていたよりも時間は掛かっちゃいました。やはりスキル不足は否めません。
ここで宣伝させてください!
作ったのはマインドマップ作成アプリです。
MindMap作成アプリ「Memory Map」
マインドマップとはノート術の1つです。
核となるアイデアを中心に放射状にアイデアを広げていくノート記述方法です。
それぞれの情報の関係が明確に表示されることで理解しやすく、記憶力も最大32%アップするのだとか。
本アプリでは、ユーザーの知識をマインドマップ形式に整形して、それを他のユーザーと共有することを目的としたアプリになります。今はまだ実装していないのですが、ユーザーが作成したマインドマップの販売や投稿者への寄付などにより投稿したユーザーも潤うような仕組みも付け加えていく予定です。
どんなものかイメージしてもらうために、試しにDockerコマンドについてまとめたマインドマップを作成してみました。
Dockerコマンドまとめ
他にも既存のマインドマップ作成ツールは多く存在しているのですが、無料無制限で利用できるアプリは少ないですし、作成したマップを販売するという概念は本アプリ以外ではないので、そこが強みになるかと思っています。
ご容赦ください🙇♂️
まだバグがいっぱいあったり、動作がもっさりしているところがあったり、なんか使いづらいと感じる部分も多くあると思うのですが、大目に見てやって欲しいです...。
なんなら明らかに実装途中じゃんというページもあります。
そしてレスポンシブ対応が激甘です。
スマホで見ていただいている方ごめんなさい...。
パソコンで見てもらえると嬉しいです...。
もっと完成度高めてから発表すればいいのですが、完璧を求めるとキリがない気がしてしまったので、出しちゃいました。
一応使用技術についても
一応使用技術についても軽く触れておこうと思います。
SPAのアプリで、
- フロントエンド: Vue cli, Javascript
- バックエンド: Kotlin, SpringBoot
- インフラ: AWS Fargate RDS Elasticache などなど
を使ってます。
KotlinもJSも前の職場で使っていて一番馴染み深かったので使用しました。
時に今回作成するアプリに適しているからという理由などで選んだわけではありません。
(「動けばいいや」くらいの気持ちでした)
ですが、アプリ作成を進めるにつれて、理由は省きますがNuxtを使えばよかったな〜やTypeScriptの方が良かったかも〜と思う場面は多くありました。
今悔やんでも仕方ないので次に新しいアプリを作るときとかにそれらを取り入れることにします。
見切り発車で分かったこと
無計画に始めたこの個人開発でも学べる部分はありました。
ここではそれらについて発表させてください。
楽しい
楽しいです。
僕は前職で何故かプロジェクトのサブリーダーとして仕事していました。
サブリーダーなので開発メンバーをまとめつつ開発も行うというポジションです(名目上は)
ですが僕の場合はメンバーの方が優秀だったので、どっちがリーダーか分からないような関係でした。
とはいえ、一応(形式上は)リーダーなので、クライアントとのやり取りやミーティングにも頻繁に出席しており、コードを書いている時間はそれほど多くはなかったと思います。
だけど人見知りな僕はやっぱりコード書く方が好きです。
この開発期間は思う存分コードが書けたのでとても嬉しかったです🥰
会社ってすごい
個人開発を進めていますが、まだ黒字になるビジョンは見えません。
一方で会社は僕のような大して仕事をしていないような人にでも給料をくれていました。
すごいですね!不思議です!
##思っていたほど不安じゃない
自分でビジネスをやろうとすると先行きの見えなさから不安になったり、落ち込んだりするかなーと思っていましたが、まだ精神的なダメージは感じていません。
これは僕自身が明日くらいまでしか考えられないという頭の悪さに起因している可能性がありますし、まだ離職からそれほど時間が経っていないという点が多くを占めている可能性が高いです。
ですが、国や地方自治体の起業支援サポートが意外と充実していることや、時代的に正社員以外の働き方が珍しくなくなってきている点なども影響としてはあるのかなと考えています。
僕自身も長野県の起業支援のサポートを受けることが決まり、8月から長野県へ移住することになりました。
まだ何の成果も出していないですが、何か後ろ盾を得た気がして幾分か晴れやかな気持ちになった気がします。
これからどうするの?
今後はひとまず、本アプリの完成度をもう少し高めたいと思っています。
具体的には以下を行うつもりです。
- レスポンシブ対応
- UI/UXの改善
- パフォーマンスの改善
- マインドマップ売買機能/寄付機能の追加
- バグのお掃除
ある程度までアプリが完成したら、そのアプリを充実させるより新たなアプリの作成に取り掛かりたいと考えています。
小さなアプリをいくつか作って反応がよかったものをさらに育てていく戦法を考えています。
その時はまた発表させてもらうかもしれないので、見てもらえると嬉しいです。
まとめ
脱サラした男がない知識を振り絞ってアプリを作成してみました。
成功するかどうかは分からないけど、貯金が尽きるまで続けようと思ってます!という記事でした。
会社を辞めて個人開発をするというのは無鉄砲に感じるかもしれないですが、同じように考えている人がいればこの記事が参考になると嬉しいです!
いずれ、**「脱サラした男が個人開発で莫大な富を築いた話」**という記事でお会いできることを願っております。