🚀 GitHubでリリースタグを作成してあとから見返しやすくする方法【備忘録】

Last updated at 2025-11-20Posted at 2025-11-20

📝 はじめに

こんにちは、piyovateです。
今回は、GitHubでリリースタグを作成して、あとから見返しやすく管理する方法を、自分用の備忘録としてまとめました。

普段の開発ではコードをpushするだけで済むことも多いですが、
アプリやライブラリを配布したり、過去のリリースを追いたいときには「リリースタグ」を付けておくと非常に便利です。
この記事では、

リリースタグとは、Gitの履歴の中で「このコミットがバージョンX.X.Xです」と示すための**マーカー（目印）**です。
これをGitHub上で作成すると、リリースページに自動で反映され、ユーザーがその時点のソースコードをダウンロードできるようになります。

主な目的は以下の通りです👇

命名は一般的に Semantic Versioning（セマンティックバージョニング） に従います。
例:

v1.0.0
v1.1.0
v2.0.0

GitHubでリリースタグを作成する方法は、大きく分けて2つあります。

GUIで操作したい場合はこちらが簡単です。

💡 この操作でタグも自動的にリポジトリに作成されます。

ローカル環境から直接タグを作成し、リモートにpushする方法です。

# タグを作成
git tag v1.0.0

# タグの一覧を確認
git tag

# タグをリモートに送信
git push origin v1.0.0

これでGitHub上にもタグが反映されます。
その後、リリースページからタグを選択して「Release」を作成することも可能です。

GitHub公式CLIツールを使うと、ターミナル上でリリースまで完結できます。

gh release create v1.0.0 \
  --title "First Release" \
  --notes "初回リリース版です。"

成果物（zipファイルなど）を添付する場合は、ファイル名を追加します。

gh release create v1.0.0 ./build/app.zip --title "Release v1.0.0"

最近のAIツールを使うと、リリース作業のひな形を出してくれることがあります。
例えば 「version v1.2.3でリリースして」 のように指示すると、

といった補助をしてくれます。

ただし、最終的にGitHubに登録される内容は人間が精査してから反映するようにしてください。
特にバージョン番号の整合性や、前回との差分、公開していい情報かどうかは要チェックです。

リリースタグを付けておくと、GitHubの「Releases」ページが整理されて表示され、
リポジトリ全体の見栄えが良くなるという副次的なメリットもあります。

ポートフォリオとしてGitHubを活用している方にとっては、
「どんなバージョンをどのタイミングで公開したか」がひと目で分かるため、
自分の成果をきれいに見せたい方にもおすすめです！

GitHubのリリースタグを活用すると、過去の状態を簡単に振り返ることができ、
チーム開発でも「どの時点で何をリリースしたのか」が一目で分かるようになります。

ポイントまとめ

以上、GitHubでリリースタグを作成してあとから見返しやすくする方法でした！
少しでも参考になればうれしいです><
それでは、また次回の記事でお会いしましょう✨