経緯
高度情報技術者試験ってご存じですか。
午前1, 午前2, 午後1, 午後2と4つ試験があって、それぞれ60%以上とらないと受からないアレです。
試験日が近づいても"直前で頑張ればどうにかなるだろ"とか思っちゃって、受験票が来てもなんのそのでスプラトゥーンとかやっちゃって、その結果下記画像のようなミラクルが起きます。
まあこれはNWの結果なんですけども。
先週末あったDBでも似たような事が起きそうでして、こう思ったわけです。
ちゃんと勉強しよう
どうすれば勉強できるの
NWとDBと2つ試験を受けてみて気づいたんですが、NWは僕みたいにリバースプロキシをリバースドプロキシとか変な覚え方しなければ電子書籍で事足ります。メモはさほど必要無いくらい。
一方でDBは正規化が分かっていればそれ以上は完全に国語の問題なので、キーワードとなる文章に線を引きたくなる。
"ただし顧客は1回の注文で複数商品を購入できるとする"とか見落とすと死にますし。
つまり前者はKindleで参考書籍でもポチれば事足りるけど、後者は紙で勉強した方が効率が良い。注目すべきポイントがずれてたのかどうかとか、引いた線からも分かるし。
そこで我らがEnvy4500さんの出番なわけです。印刷して、お勉強。
ワシはこうした(する)
勿体ないお化け駆動型学習で行きます。略して"折角印刷したんだからこの分くらいはやっておかないと駆動型学習"。
IPAさんは凄く良い組織なので問題と解答はここから無料でゲット出来ます。
ここで得た問題を毎朝6時にcronで自動印刷したい。コマンドラインで印刷っていったらlpだっけ…Envy4500のドライバってあったっけかな…からのこの記事です。
目標とするもの
タイトルみて(GUIでの導入はわりと簡単らしいです。他あたって下さい。)
つくりかた
用意するもの
- CentOS6の入った24時間動いてるサーバ
- Envy4500(ワイヤレス接続ONにしたもの)
メモ
hplipというHP社製の印刷ツールをインストールする。
rpmパッケージが以下より入手出来る。
http://hplipopensource.com/hplip-web/install_wizard/index.html
ダウンロード方法は下記掲載画像参照のこと。
ただ上記rpmには下記圧縮ファイルには含まれるEnvy4500のppdファイルが何故か含まれていない💢
(この記事書いた一番の理由、これ以外この記事正直いらない)
http://hplipopensource.com/hplip-web/gethplip.html
ということで別途ダウンロードしておいてください。sh hplip-3.16.3.run
で解凍&インストール試行してくれます。不完全ですが依存性ライブラリのインストールも試みてくれるのでやっておくと良いかもしれません。
解凍後のhplip-3.16.3ディレクトリ中にあるppd/hpcups/hp-envy_4500_series.ppd.gzが必要なppdファイルです。
入手したrpmはrpm -ivh
でインストールすると依存性解決しろと煩かったので
yum -y install hplip-3.16.3_rhel-6.0.x86_64.rpm
でよしなにしてもらいます。ただこれじゃhp-checkが通らなく、実際には
yum -y install usbutils cups cups-devel dbus notify-python
あたりも必要になってくるはずです。インストールしておくと良いと思います。dbusに関しては
chkconfig messagebus on
service messagebus start
chkconfig cups on
service cups start
をお忘れなく。
あとは
hp-setup -i <プリンタのIPアドレス>
で対話的に、途中ppdファイルを求められる場面ではhp-envy_4500_series.ppd.gz
を指定してやればOKです。
初期設定のまま続行するとENVY_4500として登録されるはずなので、
lpoptions -d ENVY_4500 -o number-up=2 -o sides=two-sided-short-edge -o fit-to-page -o media=A4
を設定してデフォルトのプリンタとして指定してやってください。
これでもうlp sample.pdf
で印刷出来るようになっているはずです。