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第4回 セキュリティ若手の会(LT&交流会) 登壇記

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はじめに

第4回 セキュリティ若手の会(LT&交流会)に登壇してきました。
発表時間は10分でした。

セキュリティ若手の会とは

「セキュリティ若手の会」とは、セキュリティエンジニアを目指す学生や、セキュリティ業務に携わる若手エンジニアのためのコミュニティで、セキュリティに関する技術や業務内容、進路やキャリアについて、直接話し合える機会を提供しています。
特に「実務志向な話やキャリア話」や「ユーザー/ベンダー企業の両方の視点」に重きを置き、オフラインイベント(対面)だからこそのリアルな話を聞けることなどを特徴としています。

引用:https://sec-wakate.connpass.com/

重要なのは、単に技術の話だけにとどまらず、キャリアや対人ネットワーキングなども重視していることです。

LT応募

セキュリティ若手の会とセキュリティキャンプをつなげるべく、セキュリティキャンプ全国大会で学んだことを発表したいという趣旨で申し込みました。
仮のスライドの大枠を作った上で、そのリンクとともに提出しました。

ただ、この時点で具体的にどこに比重を置くスライドにするのが良いのか、決まっていませんでした。
比重を置く点として、

  • セキュリティキャンプで学んだことを説明する
  • セキュリティキャンプで学んだことを自分で実践し、その結果を説明する
  • セキュリティキャンプとセキュリティ業界のエコシステムを説明する
  • セキュリティキャンプの応募戦略を説明する
  • 私のキャリアとセキュリティキャンプの関係を説明する

などが候補で上げられます。

スライド作成・リハーサル

選考通過の連絡をいただき、とりあえずセキュリティキャンプ全国大会での講義内容やセキュリティキャンプ応募までの経緯をスライドにまとめ始めました。

運営の方から、「キャリア展望など」も含めてほしいという趣旨の連絡をいただきました。
そこで自分が「セキュリティ」と「プログラミング」の両輪でキャリアを進めたいこと、そのためにセキュリティキャンプは重要なファクターであることなどを加えました。

完成時には34枚のスライドに膨れ上がりました。リハーサルをしてみると早口で14分ほどかかり、「これは削らないとまずいなあ」と思いました。

しかし、セキュリティキャンプだけの説明にすると単に公開情報をまとめただけになってしまいますし、かと言って応募戦略や私のキャリアを説明すると34枚から削れません。応募戦略や私のキャリアだけにすると、今度はセキュリティキャンプを知らない人がコンテキストを理解できません。

結局、スライドを削ることはせず、ダイジェストのように各スライドを飛ばしたり省略しながら発表することにしました。
改めて、リハーサルを行うと、発表時間9分に収まりました。

当日

スポンサー講演

会場スポンサーとスポンサー企業の発表がありました。

会場スポンサーでは、コンサルタントとして働く上で重要なことについて学びました。JNSAHardening Projectを知りました。
スポンサー企業の発表では、CloudSec JP Workshop Day 2025あなたの知らない ”サプライチェーン攻撃”を語る セキュリティLT Nightを知りました。またスポンサー企業のアピールポイントや採用情報についても説明がありました。

LTを聴講

自作セキュリティツールについて聞きました。セキュリティに関するツールを開発することで、自身の開発能力も上がり、その仕組みにも詳しくなるので大切だなと思いました。DIYの精神。

他の方の発表は非公開だったりするので、どこまで話していいか分からないので割愛します。
ただ、どの発表もレベルが高く、私の知らないことがたくさんありました。

現在公開されている私以外のLT資料

LT1 yuasaさんの発表資料です。

私のLT発表

いざ発表してみると、緊張で一枚当たりの発表時間が短くなりすぎてしまいました。リハーサル9分で、本番はもっと時間がかかると思って、早め早めに進めたのですが今度は早すぎたのだと思います。ほかのLT発表で質疑応答が2つなのに対し、私は4つできたので時間が余ったのだと思われます。
特に私がスキップしたスライドに関して質問が出たので、「もったいないことしたなあ」と思いました。
質問もところどころ詰まったのですが、一応何も答えられないという事態は回避できました。

休み時間に、セキュリティキャンプ全国大会の応募戦略について聞きに来てくださった方がいました。セキュリティキャンプへの応募を検討していたようで、私の話がどうやらお役にたてたようでうれしかったです。
このことを考えると、ユニークな部分だった私の応募戦略やキャリアを削らなくて正解だったのかもしれないです。セキュリティキャンプの説明だけにしてしまうと、公開情報をまとめただけになってしまいますし。

交流会

150分もたっぷりと時間がとられました。ここから、セキュリティ若手の会がネットワーキングも重視していることが伺えます。

何人か自分のLT発表について聞いてくださり、話のとっかかりになりました。発信者側に回る大切さは、セキュリティキャンプ全国大会での講演を思い出しました。私はコミュニケーションが得意ではないので、話のとっかかりがあるのは大変ありがたいです。

東京のイベントだったんですが、首都圏以外の参加者も何人かいました。
セキュリティキャンプ全国大会の同期と再会したり、(私が2022年に修了した)SecHack365のトレーニーの方とお会いしたりしました。今年度のCODE BLUEの学スタもいらっしゃり、セキュリティの横のつながりを感じました。
スポンサー参加枠では、他イベントでお見かけした企業の方も多かったですね。

おわりに

以上、第4回 セキュリティ若手の会(LT&交流会)に登壇・参加してきた感想でした。

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