はじめに
RTKは、Claude CodeやCodexなどが実行するコマンドの出力を圧縮するCLIツールです。
git statusやgit diffなどの冗長な出力を簡潔にし、AIエージェントが消費するトークン数を削減できます。
この記事では、RTKのインストール方法と初期設定を説明します。
RTKをインストールする
macOSでは、Homebrewを使用します。
brew install rtk
インストールできたことを確認します。
rtk --version
Homebrewを使用しない場合は、公式のインストールスクリプトを実行します。
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/rtk-ai/rtk/refs/heads/master/install.sh | sh
この場合、RTKは通常~/.local/binへインストールされます。
コマンドが見つからない場合は、PATHを追加してください。
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
AIコーディングエージェントへ設定する
RTKをインストールしただけでは、AIエージェントのコマンドは自動的に圧縮されません。
使用するエージェントに対応した初期化コマンドを実行します。
Claude Codeの場合は、次のコマンドを実行します。
rtk init -g
Codexの場合は、次のコマンドを実行します。
rtk init -g --codex
設定後は、使用しているAIエージェントを再起動してください。
RTKを直接試す
コマンドの先頭にrtkを付けることで、圧縮された出力を確認できます。
rtk git status
Gitの差分を確認する場合は、次のコマンドを使用します。
rtk git diff
ディレクトリ内のファイルを表示する場合は、次のように実行します。
rtk ls .
トークン削減量を確認する
RTKによる推定トークン削減量は、次のコマンドで確認できます。
rtk gain
グラフを表示する場合は、--graphオプションを付けます。
rtk gain --graph
表示される数値は、RTKが処理したコマンド出力の削減量です。AIサービス全体のトークン消費量が同じ割合で削減されるわけではありません。
アンインストールする
最初に、AIエージェントへ追加した設定を削除します。
rtk init -g --uninstall
Homebrewでインストールした場合は、次のコマンドで削除します。
brew uninstall rtk