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2024年最新版 - DjangoからGmailを送信

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概要

2024年からGoogleでは「安全性の低いアプリへのアクセス」を許可することが
できなるくなるみたいですので、
これまでとは若干異なる方法でGmailを送信する機能を作成する必要があります。
この記事ではローカル環境から自身で用意したGmailから任意のアドレスへメールを送信する機能を実装します。

バージョンなど
Django:3.2.6(4でも動作するかと)

OS:Mac OS

動作確認日:2024年1月2日

Googleアカウントの設定

Gmailを送信するためには、2段階認証をONにし、アプリパスワードを生成する必要があります。
アプリパスワードとは、Googleアカウントへログインする用のアカウントとは異なります。
https://myaccount.google.com/

上記のURLへ、メールを送信するアカウントでログインしてください。
ログイン後に、セキュリティタブから2段階認証を選択して、ONになっていない人は
Googleの指示に従い、ONにしてください。
スクリーンショット 2024-01-03 0.47.49.png

ONにしたら、2段階認証プロセスをクリックして、下の方にスクロールすると
アプリパスワードという項目があります。
スクリーンショット 2024-01-03 0.48.34.png

アプリパスワードをクリックして、適当なアプリ名を作成すると、
画面上に16桁のアプリパスワードが生成されます。
生成されたパスワードは保存しておいてください。
スクリーンショット 2024-01-03 0.48.44.png

Djangoの設定ファイルを修正

以下をsettings.pyへ追記。
先ほどコピーしたパスワードとメアドを設定します。その他の項目はそのままでOKです。

settings.py
EMAIL_BACKEND = 'django.core.mail.backends.smtp.EmailBackend'
EMAIL_HOST = 'smtp.gmail.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = '送信用のメールアドレス'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'アプリパスワード'

Viewsの作成

send_mail()内は任意で変えてください。

views.py
from django.shortcuts import render
from django.core.mail import send_mail

def send_email(request):
    send_mail(
        '件名',  # 件名
        'メールの本文',  # メッセージ
        'mbiclife0@gmail.com',  # 送信元のメールアドレス
        ['jjondayo@gmail.com'],  # 送信先のメールアドレスのリスト
        fail_silently=False,
    )
    return redirect('test')  # メール送信後に遷移するページ

URLの設定

URLパターンに以下を追加します。

urls.py
path('send_mail/', send_email, name='send_mail'),

テンプレート作成

任意のテンプレートに以下を追加。

index.html
<form action="{% url 'send_mail' %}" method="post">
    {% csrf_token %}
    <button type="submit">Mail</button>
</form>

これでメールを送ることができるはず、です。

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