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Flutter/Dart開発をAIでパワーアップ!公式Dart MCP Server × Claude Code 設定

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はじめに

Flutter/Dartの開発中に「このAPIの使い方どうだったっけ?」「このエラー、何が原因?」と悩む時間、もったいないと思いませんか?

Dart & Flutter MCP Server を使えば、Claude CodeがFlutterプロジェクトの構造を深く理解した状態でコーディングの補助をしてくれます。コード解析・パッケージ管理・テスト実行まで自然言語で指示できるので、開発スピードが大きく変わります。

この記事では、公式のDart & Flutter MCP Server をMac(Apple Silicon)上で Claude Code と連携させる手順を解説します。

20260627.png


この記事でできるようになること

  • Flutter/Dartプロジェクトをコンテキストとして認識させた状態でClaude Codeと会話できる
  • 自然言語でコードエラーの解析・修正を依頼できる
  • pub.devのパッケージ検索やpubspec.yamlの更新をAIに任せられる
  • テスト実行と失敗修正をワンプロンプトで依頼できる

動作環境

項目 バージョン
macOS Sequoia 15.x(Apple Silicon)
Dart SDK 3.9以降(必須)
Flutter 3.35以降(必須)
Node.js 18以上
Claude Code 最新版

Dart 3.9 / Flutter 3.35 より前のバージョンでは dart mcp-server コマンドが存在しないため、まずFlutterをアップデートしてください。


手順の全体像

Step 1: Flutter/Dartのバージョン確認・アップデート
Step 2: Claude Code のインストール
Step 3: MCP Server を Claude Code に登録
Step 4: Flutter プロジェクトで動作確認

Step 1: Flutter/Dartのバージョン確認・アップデート

まず現在のバージョンを確認します。

dart --version
flutter --version

Dart 3.9未満の場合はアップデートしてください。

flutter upgrade

アップデート後、dart mcp-server コマンドが使えることを確認します。

dart mcp-server --help

ヘルプが表示されればOKです。


Step 2: Claude Code のインストール

Claude Codeはターミナルで動くAIコーディングアシスタントです。npmでインストールします。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストール確認:

claude --version

初回起動時にAnthropicアカウントの認証が必要です。

claude

ブラウザが開いてログイン画面が表示されるので、Anthropicアカウントでログインしてください。

Claude Codeはターミナルから起動することが重要です。DockやLaunchpadから起動すると環境変数(PATHなど)が引き継がれず、dartコマンドが見つからないエラーになることがあります。


Step 3: MCP Server を Claude Code に登録

方法A:コマンドで登録(簡単)

claude mcp add dart-flutter -- dart mcp-server

これだけで登録完了です。

方法B:設定ファイルを手動作成

プロジェクトルートに .claude/mcp.json を作成する方法です。チームで設定を共有したい場合に便利です。

mkdir -p .claude

.claude/mcp.json を以下の内容で作成:

{
  "mcpServers": {
    "dart-flutter": {
      "command": "dart",
      "args": ["mcp-server"]
    }
  }
}

登録確認

claude mcp list

dart-flutter が表示されていれば登録成功です。


Step 4: Flutter プロジェクトで動作確認

Flutterプロジェクトのディレクトリに移動して Claude Code を起動します。

cd your_flutter_project
claude

起動したら、以下のようなプロンプトを試してみてください。

動作確認プロンプト例:テキストを日本語に変更する

シンプルな例として、プロジェクト作成後に初期に表示されるHello World という文字列を「こんにちわ!」に変えてもらいます。

入力したプロンプト:

プロンプト:
Hello Worldという文字列を「こんにちわ!」に変更してください

20260627_002.png

Claude Codeの動作:

⏺ "Hello World"という文字列を検索します。

  Searched for 3 patterns

⏺ 見つかりました。lib/main.dart:106 に 'hello world' があります。

  Read 1 file

⏺ Update(lib/main.dart)
  ⎿  Added 1 line, removed 1 line
      103    Widget build(BuildContext context) {
      104      return const Scaffold(
      105        body: Center(
      106 -        child: Text('hello world'),
      106 +        child: Text('こんにちわ!'),
      107        ),
      108      );
      109    }

⏺ lib/main.dart:106 の 'hello world' を 'こんにちわ!' に変更しました。

プロジェクト内のファイルを自動で検索し、該当箇所を特定してコードを書き換えるところまで一気にやってくれます。あとはアプリを再起動して表示を確認するだけです。

スクリーンショット 2026-06-27 15.33.14.png


MCP Server でできること一覧

機能 内容
コード解析・修正 dart analyze 相当のエラー検出と自動修正
シンボル解決 クラス・関数の存在確認、ドキュメント取得
アプリ操作 実行中アプリの状態確認、ホットリロード
パッケージ検索 pub.devから最適パッケージを検索
依存関係管理 pubspec.yaml へのパッケージ追加・更新
テスト実行 テスト実行と結果解析
コードフォーマット dart format と同等のフォーマット

よくあるトラブルと対処法

dart mcp-server: command not found

Dartのバージョンが3.9未満の可能性があります。

flutter upgrade
dart --version  # 3.9以上であることを確認

Claude Code から dart が認識されない

ターミナルの PATH が正しく設定されているか確認します。

which dart
# 例: /Users/username/fvm/default/bin/dart

~/.zshrc または ~/.zprofile にFlutter SDKのパスが追加されているか確認してください。

# 例(パスは環境に合わせて変更)
export PATH="$PATH:$HOME/flutter/bin"

変更後はターミナルを再起動し、新しいターミナルから claude を起動してください。

Rootsサポートがないクライアントでの対応

一部のクライアントでRootsが正しく機能しない場合は、--force-roots-fallback フラグを使います。

{
  "mcpServers": {
    "dart-flutter": {
      "command": "dart",
      "args": ["mcp-server", "--force-roots-fallback"]
    }
  }
}

実際の使用例:RenderFlexエラーを一発修正

FlutterのUIを組んでいると頻繁に遭遇するオーバーフローエラーを例に、MCP Serverの威力を体験してみましょう。

アプリを実行中に以下のようなエラーが出た場合:

A RenderFlex overflowed by 42 pixels on the right.

Claude Codeに次のように依頼するだけです:

RenderFlexのオーバーフローエラーが出ています。
実行中のアプリのレイアウトを確認して修正してください。

MCP Server経由でClaude Codeは以下を自動実行します:

  1. ランタイムエラーの取得
  2. ウィジェットツリーの解析
  3. 原因箇所の特定
  4. コードの修正提案・適用

まとめ

公式 Dart & Flutter MCP Server を Claude Code と連携させることで、Flutter開発のDXが大きく向上します。

設定手順を振り返ると:

  1. Dart 3.9以上 にアップデート
  2. Claude Codenpm install -g @anthropic-ai/claude-code でインストール
  3. claude mcp add dart-flutter -- dart mcp-server で登録
  4. Flutterプロジェクトで claude を起動して使う

複雑なエラーの解析も、パッケージの調査も、自然言語で任せられる時代になりました。ぜひ試してみてください!


参考リンク

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