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【Godot 4.x】2D脱出ゲームを作ってみる②〜GodotをClaude Codeと連携させる:godot-mcpセットアップ(macOS)〜

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Last updated at Posted at 2026-06-22

はじめに

この記事は、Godot 4.xで簡単な脱出ゲーム(部屋に隠されたアイテムを探し、謎を解いて脱出する)を作る連載の第2回です。

Godot 4.xの開発をAIに手伝わせるための環境構築として、Claude Codegodot-mcp を連携させる手順を解説します。

セットアップが完了すると、ターミナル上のClaude Codeに「splash.tscnにColorRectを追加して」と指示するだけで、Godotのシーンファイルを直接操作できるようになります。

この記事でやること

  • Claude Code(AnthropicのAI搭載CLIツール)のインストール
  • godot-mcp(GodotをMCP経由で操作するサーバー)のセットアップ
  • Claude Code ↔ Godotエディタの連携確認

想定環境

項目 内容
OS macOS(Apple Silicon)
Godot 4.7 stable
Node.js v20以上(今回はv24で確認)
Claudeアカウント Pro / Max / Team / Enterprise のいずれか

注意:Claude Codeは無料プランでは使用できません。Pro(月$20)以上のプランが必要です。


仕組みの概要

ターミナル上のClaude Code
        ↕ MCP(stdio通信)
godot-mcp(Node.jsサーバー)
        ↕ コマンドライン実行
Godot Engine(/Applications/Godot.app など)

godot-mcpはGodotエディタのプラグインではなく、外部のNode.jsサーバーとして動作します。Godotの実行ファイルを直接コマンドラインで呼び出し、一時的なGDScriptを都度実行する形でプロジェクトを操作します。そのため、Godotエディタ側に特別なプラグインをインストールする必要はありません


1. Claude Codeのインストール

1-1. Homebrewでインストール(推奨)

macOSでHomebrewが入っている場合、以下のコマンド一発で完了します。

brew install --cask claude-code

補足:公式ドキュメントではcurlインストーラーも案内されていますが、macOSではHomebrewの方が安定しています。

1-2. インストール確認

claude --version

バージョンが表示されれば成功です。

1-3. 動作チェック

claude doctor

設定・認証・パスなどをまとめて診断してくれます。インストール直後に実行しておくと安心です。


2. Claude Codeにログイン

claude

または

claude /login

を実行すると、以下のようなログイン方法選択画面が表示されます。

Select login method:

❯ 1. Claude account with subscription · Pro, Max, Team, or Enterprise
  2. Anthropic Console account · API usage billing
  3. 3rd-party platform · Amazon Bedrock, Microsoft Foundry, or Vertex AI

Claudeのサブスクリプション(Pro以上)をお持ちの場合は 1番 を選択します。ブラウザが開くので、claude.aiで使っているアカウントでサインインしてください。

初回起動時のプロンプト

スクリーンショット 2026-06-22 16.47.37.png

ログイン後、以下のような確認画面がいくつか表示されます。

画面 選択
ターミナル設定(Option+Enterで改行など) 1. Yes, use recommended settings
フォルダの信頼確認 1. Yes, I trust this folder
セキュリティノート Enterで続行

3. Node.jsの確認

godot-mcpはnpxで動作するためNode.jsが必要です。

node --version

v20.0.0 以上が表示されれば問題ありません。入っていない場合はHomebrewでインストールできます。

brew install node

4. godot-mcpの登録

Godotプロジェクトのルートディレクトリに移動してから、以下のコマンドを実行します。

cd /path/to/your-godot-project
claude mcp add --transport stdio godot-mcp -- npx -y godot-mcp

成功すると以下のようなメッセージが表示されます。

The godot-mcp MCP server has been added to your local Claude Code config for this project.
It will launch via npx -y godot-mcp using stdio transport whenever you start a session in this directory.

登録確認

claude mcp list

godot-mcpConnected になっていれば登録成功です。

┌───────────┬───────────┐
│  Server   │  Status   │
├───────────┼───────────┤
│ godot-mcp │ Connected │
└───────────┴───────────┘

5. GodotのパスをMCPに設定する

godot-mcpがGodot本体を見つけられるよう、実行ファイルのパスを環境変数として設定します。

まずGodotの場所を確認します。

ls /Applications/Godot.app/Contents/MacOS/Godot

SSDや外部ドライブにインストールしている場合はそのパスを確認してください。パスが分かったら ~/.claude.json を直接編集するか、Claude Codeのターミナル上で以下のように指示します。

godot-mcpの設定にGODOT_PATH=/Applications/Godot.app/Contents/MacOS/Godotを追加して

Claude Codeが ~/.claude.json の該当箇所を自動で編集してくれます。

設定後は再起動

設定を反映させるためClaude Codeを再起動します。

# Ctrl+C で終了後
claude

6. 動作確認

Claude Codeのターミナルで以下のように入力してみてください。

godot-mcpのツールを使ってGodotのバージョンを確認して

以下のような応答が返れば連携成功です。

インストールされているGodotのバージョンは 4.7 stable (ビルド: 5b4e0cb0f) です。

使い方のイメージ

連携後は、ターミナル上でGodotプロジェクトに対して自然言語で指示できます。

# シーンの操作
scenes/splash.tscnにColorRect(名前: BackgroundColor)を追加して

# スクリプトの生成
scripts/splash.gdを作成して、フェードイン/アウト演出を実装して

# プロジェクト構造の確認
現在のプロジェクト構造を教えて

トラブルシューティング

curl インストーラーが失敗する場合

curl: (56) Failure writing output to destination

このエラーが出た場合はHomebrewでのインストールを使ってください。

brew install --cask claude-code

godot-mcpがGodotを見つけられない場合

GODOT_PATH の設定を確認します。~/.claude.json をテキストエディタで開き、godot-mcp のエントリに以下のような env が含まれているか確認してください。

"env": {
  "GODOT_PATH": "/path/to/Godot.app/Contents/MacOS/Godot"
}

パスはご自身の環境に合わせて変更してください。


まとめ

ステップ 内容 確認コマンド
1 Claude Codeインストール claude --version
2 ログイン claude /login
3 Node.js確認 node --version
4 godot-mcp登録 claude mcp list
5 GODOTパス設定 ~/.claude.json を確認
6 動作確認 Godotバージョン取得

これでClaude Codeのターミナルから自然言語でGodotプロジェクトを操作できる環境が整いました。Qiita連載の開発作業はClaude Codeで、記事の執筆・設計相談はclaude.aiで、という使い分けがおすすめです。

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