この投稿は、2023年JINSのアドベントカレンダー21日目の記事です。
自己紹介
ITデジタル部の犬置(@Onami_I)です。
JINSアプリやCRM関連といったシステムを担当しています
最近はUIUXデザインにまつわる業務に携わっており
未経験の分野ですが、アプリのUIUXだけではなく幅広く活用できる考え方を学べるので、
ワクワクしながら取り組んでます
はじめに
今回はUIUXデザインに関連して、JINSアプリを題材にユーザーインタビューを実施したときの話をしたいと思います!
なぜ、ユーザーインタビュー実施に至ったかという経緯を書くと長くなるので()
ざっくりお伝えすると、ユーザーが ”JINSアプリをどう使っているのか” を調査するために実施しました。
今回実施したユーザーインタビューの方法
ユーザーインタビューといっても、インタビューする対象や目的、どのくらい時間を費やするか、などによってやり方が変わります。
インタビューの種類には、あらかじめ用意した質問を順番に聞く「構造化インタビュー」や、順番に質問していく中で深堀したいところがあれば随時質問していく「半構造化インタビュー」など様々あります
また、インタビューとは少し違いますが、ユーザビリティテストという方法もあります。
簡単に言うと、ユーザーにやってほしい事(タスク)を伝え、ユーザーがどのように操作しているか、どう感じているのかを観察して、こちらが意図した操作が出来ているか、迷っていないかを検証するものになります
気になる方は、ぜひ調べてみてください
実施概要
今回は期間も限られており、簡単にインタビューしたかったので社内メンバーの知人や家族を対象に実施しました!
- ■開催方法:Web会議や電話、対面
- インタビューの対象者をどこか1箇所に集めるわけではなく、各々時間が取れる日にインタビューを実施しました。
- ■インタビュー技法:半構造化インタビュー
- エクセルで質問リストをあらかじめ作成しておき、順番に質問していきます。会話の中で気になったところは追い質問してどんどん深堀していきました!
- たとえばこんな感じです!
- 「JINSアプリをインストールした後、使ってみましたか?」という質問をする
- 「ある」と回答した場合 ⇒ どの機能(画面)ですか? の深堀質問に移る
- 「ない」と回答した場合 ⇒ それはなぜですか? の深堀質問に移る
インタビューする時のポイント
ユーザーがなぜそのボタンを押したのか、なぜそう感じたのか...人によって「当たり前」が違うので、なるべく細かく聞いていくのが大事です。ユーザーがどうしてそういう行動を取ったのかを探ることが出来ます。
録音や録画して後から見直せるようにしておくと良いです
まとめ
ユーザーインタビューを実施してみると、「この機能は気付かれにくいのか」とか「こういうシチュエーションでアプリを起動するのか」などなど、作り手(企業)側が気付けなかった発見やギャップがたくさんありました!
「顧客起点でサービスを作る」ことは当たり前ですが、時に、"この機能/改修は本当にお客様にとって嬉しいもの?" "企業側の都合で作ってない?" ということもあるかと思います..
サクッと要件定義したはいいものの、お客様にとって価値あるものなのか、方向性が合っているのか検証するために、ユーザーインタビューを活用してみるのもいいかもしれません(あくまでも個人的な考えです)
明日は@guchi_sさんのオフショア開発にまつわる記事です!