この記事は、v0で生成したフロントエンドを「AWS Amplify」にデプロイする手順をまとめた、個人的な料理メモです。
v0とは?
v0は、Vercel社が開発した、AIを活用したUI生成ツールです。自然言語で指示を出すだけで、WebサイトやアプリケーションのUIデザインやフロントエンドのコードを自動生成できます。プログラミングスキルがなくても、簡単にUIを形にできるため、デザイナーや開発者にとって強力なツールとなります。
今回はv0で作成したフロントエンドのコードをAWS Amplifyにデプロイするところまでを整理。
v0でのvibe coding
chat開始
new chatを選ぶとこんな感じの画面に遷移するので、さっそく始めていきます
prompt例
このcsvファイルに基づき、入力可能なオンライン画面を作成して。2行目は凡例で、要、不要の項目はプルダウン形式にすること。アカウント申請区分もプルダウン形式にすること。入力されたデータはDB保存し、保存されたデータはcsv出力できる機能を付ける。
プロンプトエンジニアリングのプの字のない殴り書きですが、なんとかしてくれます☺ 添付もできます。
応答後のステップ
今回はオンライン申請フォームを作りたい要件を出しているので、申請情報格納するDB作成のため、UI作成と同時に、次のステップとしてNeon※のインストールに誘導されました。
※サーバーレスのPostgreSQLデータベースサービス
NeonにSign-Inして、他のコンポーネントと一緒に生成された.sqlを実行してテーブル作成したら完了です。動作確認をして、不備があれば、適宜修正。
v0で作成したコンポーネントのデプロイ
簡単なデプロイ手段としてVercelだが、AWS Amplifyでも同等のことができる。Vercelにデプロイできなかったので、今回はAWS Amplifyにてデプロイしていく。
AWS Amplifyでデプロイする方法
v0からコードを取得:
v0で生成したコンポーネントのコード(JSXやTSX)をコピー、またはshadcn/uiのCLIを使ってローカルのNext.jsプロジェクトに追加します。
shadcn/uiの場合
画面キャプチャの要領でコマンドがコピーできます。
npx shadcn@latest add "https://v0.dev/chat/b/hogehoge~~"
Download Zipでも可
Next.jsプロジェクトを準備:
npx create-next-app@latest コマンドで新規作成します。
v0で生成したコンポーネントをプロジェクト内の適切な場所(例: /components)に配置します。
GitHubにプッシュ:
プロジェクトをGitHubリポジトリにプッシュします。
AWSマネジメントコンソールにログインし、AWS Amplifyを開きます。
⇒プロバイダーとして「GitHub」を選択し、リポジトリとブランチを選びます。
⇒ Amplifyが自動でビルド設定を検出します。必要に応じてamplify.ymlでビルドコマンドや出力ディレクトリ(.next)などを調整します。
⇒ 設定を確認し、「保存してデプロイ」をクリックすると、デプロイが開始されます。