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ローカル環境でDifyを動かす!Colima + Docker Compose セットアップ完全ガイド

Last updated at Posted at 2026-01-10

はじめに

こんにちは。最近、LLMアプリケーション開発プラットフォームとして注目を集めている「Dify」、皆さんはもう触っていますか?

クラウド版も便利ですが、データプライバシーの観点や、より深いカスタマイズを行うためには、やはりローカル環境(セルフホスト)で動かせると強力ですよね。

今回は、私のローカル開発環境(macOS)にDifyを導入した際の手順をまとめました。Docker Desktopの代わりに Colima を使用している環境での構築ログになりますが、標準的なDocker環境でも同様の手順で進められます。

これからDifyを試してみたい方の参考になれば幸いです。

参考資料

参考資料は以下の通りです。


目次

1. Difyのアーキテクチャと準備

作業に入る前に、今回構築する環境の全体像を把握しておきましょう。Difyは単一のコンテナではなく、データベース(PostgreSQL)、キャッシュ(Redis)、ベクトルデータベース(Weaviate/Qdrant)、そしてバックエンド・フロントエンドなど、複数のサービスが連携して動作します。

これを手動で一つ一つ設定するのは大変ですが、公式が用意している docker-compose.yml を使えば、コマンド一発で環境が整います。

前提条件

  • Git: リポジトリのクローンに使用
  • Docker / Docker Compose: コンテナのオーケストレーション
  • Colima (macOSの場合の推奨): Dockerランタイムとして使用

2. リポジトリのクローン

まずは、適当な作業ディレクトリを作成し、GitHubからDifyのソースコードをクローンしてきます。

# 開発用ディレクトリへ移動(パスはご自身の環境に合わせてください)
cd ~/development

# ディレクトリを作成して移動(整理整頓のため)
mkdir DIFY
cd DIFY

# ソースコードをクローン
git clone https://github.com/langgenius/dify.git

クローンが完了したら、ディレクトリ構成はこのようになります。

~/development/DIFY/
└── dify/  <-- クローンされたリポジトリ

3. Dockerランタイムの起動 (Colima)

Dockerコンテナを動かすために、ランタイムを起動します。私はmacOS上で Colima を使用しています。
colimaのセットアップ方法はこちらです。

colima start

⚠️ Colima起動時のWarningについて

環境によっては、起動時に以下のような警告が出ることがあります。

WARN[0000] Failed to resolve the guest agent binary for "x86_64"  error="guest agent binary could not be found..."
WARN[0000] Failed to resolve the guest agent binary for "armv7l" ...

これはゲストエージェントのバイナリが見つからないという警告ですが、最終的に以下のように done と表示されれば、Dockerランタイム自体は正常に起動しています。あまり神経質にならなくても大丈夫です。

INFO[0001] starting colima
INFO[0001] runtime: docker
...
INFO[0015] done

もし起動しない場合は、lima 関連のパッケージ更新や、colima delete してからの再作成を試してみてください。

4. 環境変数の設定と起動

いよいよDifyを立ち上げます。Docker関連のファイルは docker ディレクトリ配下にまとまっています。

① ディレクトリ移動

cd dify/docker

② 環境変数の設定

docker-compose.yml が参照する環境変数を設定します。サンプルファイル .env.example が用意されているので、これをコピーして .env を作成します。

cp .env.example .env

基本的にはデフォルトのままで動作しますが、ポート番号などを変更したい場合は、この .env ファイルを編集してください。

③ Docker Compose で起動

準備が整いました。以下のコマンドで全コンテナを一括起動します。-d オプションをつけることでバックグラウンド実行になります。

docker compose up -d

初回起動時は多数のDockerイメージ(Postgres, Redis, Weaviate, Sandboxなど)をプルするため、ネットワーク環境によっては数分かかります。コーヒーでも飲んで待ちましょう。

実行ログの例(クリックして展開)
[+] Running 90/90
 ✔ worker_beat Pulled         33.4s
 ✔ nginx Pulled               42.4s
 ✔ sandbox Pulled             32.8s
 ✔ weaviate Pulled            19.4s
 ...
[+] Running 14/14
 ✔ Network docker_default               Created
 ✔ Container docker-web-1               Started
 ✔ Container docker-weaviate-1          Started
 ✔ Container docker-db_postgres-1       Healthy
 ...
 ✔ Container docker-nginx-1             Started

全てのコンテナの状態が Started(または Healthy)になれば起動成功です!

5. ブラウザでのアクセス確認

コンテナが立ち上がったら、ブラウザを開いて以下のURLにアクセスしてください。

  • URL: http://localhost/install

Difyのセットアップ画面(管理者アカウント作成画面)が表示されれば成功です!

Note: もし画面が表示されない場合は、コンテナがまだ初期化中の可能性があります。docker compose logs -f でログを確認するか、数分待ってからリロードしてみてください。

まとめ

今回は、ローカル環境にDifyを構築する手順をご紹介しました。

  1. GitHubから dify をクローン
  2. dify/docker ディレクトリへ移動
  3. .env を作成 (cp .env.example .env)
  4. docker compose up -d で起動

たったこれだけの手順で、自分だけのLLMアプリ開発基盤が手に入ります。特に colima ユーザーの方は、起動時のWarningに驚くかもしれませんが、基本的には無視して進めて問題ありません。

これで、APIキーの課金以外を気にすることなく、存分にAIエージェントの開発実験ができますね。
それでは、良いDifyライフを!

(base) user:~/development/DIFY/dify/docker (main)
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