アプリのダウンロードはこちら -> https://apps.apple.com/us/app/wctl/id1612200762
このアプリでは、入力した内容をもとにWordleの解答を高精度で推測することができます。
紹介動画↓
入力をもっと速くするとか、ある程度定石を決めておくなどすれば10秒以内も可能かと思います。
また、次はARの画像認識技術を使って、カメラを設置してWordleの画面をリアルタイムで読み取り、自動で答えを導出できるようにしたいと思います。
確か今、10周の世界記録が1分程度だったのでAR技術を導入すれば世界記録の短縮も可能と思われます。
アルゴリズムを作るのにはかなり苦労しました。
そもそもこれ、表面上は「Wordleを解くためのアプリ」ではないのですよね。
仮に、Wordleというゲーム単体のためのみに作られたコンセプトだとしたら、おそらくAppleStoreの審査で弾かれてしまうのです。
実際に公式のApple Store Review ガイドライン4.1条「模倣」ではこのように定義されています。
4.1 模倣
独自のアイデアを生み出してください。自分だけのアイデアがあるはずです。それを形にしましょう。App Storeで人気のある最新Appを単にコピーしたり、別のAppの名前やUIを少し変更して自分のAppとして提出したりすることは避けてください。知的財産侵害の申し立てをされるリスクがあるだけでなく、App Storeの運営が困難になり、また、他のデベロッパにとってもフェアではありません。
どこまでが模倣と定義されるかは分からないのですが、以前フリーランスで個人でアプリ開発を承った際に、クライアントの要望でLINEのようなやりとりを自分で作れるアプリを開発したのですが、なんとこの4.1条「模倣」で審査に引っかかってしまい、時間と労力を無駄にしてしまうという致命的な死活問題を起こしてしまったことがありました。
そのようなトラウマがあったため、私はWCTLを開発する際に「3〜8文字でもできる」「行数制限なし」「頻度レベルで分類する」「GIFを多用してとにかくデザインを凝る」といった独自の要素を取り入れてリジェクト(審査落ち)を回避しようとしました。
そのような甲斐あってか、今回は審査に時間はかかったものの一発で審査に合格することができました。