100日でSQLの達人になる@LeetCode! Day52 <要復習：MS SQL Serverで変数>

MS SQL Serverで変数を使用する

前回に引き続きLeetCodeの問題はお休み。
今回のテーマは変数。これもLeetCodeの回答で時々見かけて気になっていたので今回学習しました。

前回同様にdb<>fiddleを使って、テーブルにデータを格納するクエリを書いていきます。

変数の宣言

変数を使うには、最初に変数の宣言が必要になります。
変数宣言の基本はこれ。

SQL

DECLARE @変数名 変数の型

複数の変数をまとめて宣言も可能。

SQL

DECLARE @変数名1 変数の型
       ,@変数名2 変数の型
       ,@変数名3 変数の型

このように初期値を設定して宣言することも可能。

SQL

DECLARE @変数名 変数の型 = 初期値

同様にまとめて宣言も可能。

SQL

DECLARE @変数名1 変数の型 = 初期値1
       ,@変数名2 変数の型 = 初期値2
       ,@変数名3 変数の型 = 初期値3

変数に値の代入

変数に値を代入する方法です。

SQL

SET @変数名 = 設定したい値

SELECT文を使って変数に値を代入することも可能です。
ただしこの場合は、最終レコードの値が代入されます。
一致するレコードの値が無い場合は、変数の値は変更されません。

SQL

SELECT @変数名 = カラム名1 FROM テーブル名

変数の表示

変数の内容を表示するには、

SQL

PRINT @変数名

下記が実行例です。

CREATE TABLE tbl1 (id INT)

INSERT INTO tbl1 (id) VALUES(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7),(8),(9),(10)

DECLARE @var1 INT, @var2 INT = 0

PRINT @var1
PRINT @var2
PRINT '------'

SET @var1=1

PRINT @var1
PRINT @var2
PRINT '------'

SELECT @var2= id FROM tbl1

PRINT @var1
PRINT @var2
PRINT '------'

0

1
0

1
10

10 rows affected

db<>fiddle here

今日のポイントはMS SQL Serverで変数を使用するとした。