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VCCWでローカル上にWordPress環境を構築した話

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メディア立ち上げのためにWordPressで構築しようと思い、せっかくVagrant環境が既にあったのでそこに作っちゃえという日記的な話。

VCCWとは

Vagrant、VirtualBox上のWordPress開発環境のことです。
ローカル開発環境だとMAMPの方が有名な感じがあるのですが、今回は複数人で開発を進めると想定されているのでプロジェクト毎に環境を共有しやすいVCCWで立てました。

VCCW 公式

導入手順

  1. Vagrant, VirtualBox導入(省略)
  2. vagant-hostsupdaterのインストール
  3. vagrant boxのダウンロード
  4. VCCWのダウンロード
  5. ホスト情報などカスタマイズ

vagant-hostsupdaterのインストール

vagant-hostsupdaterは、Vagrant起動時にホスト設定を勝手にごにょごにょしてくれるものです。何のこっちゃという感じですが、仮装マシンごとに/etc/hostsにドメインやipアドレスをいちいち記述しなくても、Vagrantfileに書かれた情報を元に設定してくれるので手間が省ける優れものというわけです。

インストールは
vagrant plugin install vagrant-hostsupdater

/ets/hostsって何それ?という人には
http://www.linux-beginner.com/linux_setei1.html

vagrant boxのダウンロード

仮装マシンを使うためにはひな型であるboxが必要です。
2017年3月現在ではVCCW v3のvccw-team/xenial64というboxを使用しています。

vagrant box add vccw-team/xenial64

VCCWのダウンロード

git cloneで

git clone https://github.com/vccw-team/vccw.git

ホスト情報などカスタマイズ

provision/default.ymlをコピーしてWordPressユーザー名やホスト名などを設定し直します。

cp provision/default.yml site.yml

それぞれ項目が書いてあるので自分に合った内容に編集しましょう。
私はローカル上で192.168.33.10を既に使用しているため、192.168.33.50を割り当てました。

#
# Network Settings
#
hostname: local
ip: 192.168.33.50
.
.
.
#
# WordPress User
#
admin_user: admin
admin_pass: admin
admin_email: vccw@example.com

※ yml形式はコロン(:)の後にスペースを付けないとエラーを吐くので注意

カスタマイズが完了したらプロジェクトフォルダ内でvagrant upをして起動

自分が設定したホストにアクセスして動作確認
192.168.33.50/wp-login.php

表示を確認して構築完了です。

※ boxについての注意点

回線状況や時間帯によってはvagrant add boxがアホみたいに時間が掛かってしまう(想定残り7時間とか表示される時があった)ので、場合によってはWP-CLIで導入するのもアリ。

自分の場合は、朝に改めてaddしたらすんなりいけたので時間帯が悪かったのかも。

WP-CLIでVCCW環境をほいほい作る

参考

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