まとめ
どっちも違うと思うけど、どっちでもいい
考察
1 ビット ADC で Vref=5V と考えると分かりやすい。
マイコンごとの特性で多少のずれはあると思うが、ADC = 0 なら 0~2.5V のどこか、ADC = 1 なら 2.5~5V のどこか。つまり 1.25±1.25V と 3.75±1.25V を計測している。0V や 5V を観測しているわけではないのである。
なので、分解能 dV は 5/2^1 = 2.5V (^1 は 1ビット)で、オフセットは dV x 0.5 = 1.25V である。
これを 10ビットに当てはめると、分解能 dV は 5/2^10 = 0.0048828125V でオフセットは 0.00244140625V。式なら
V=\frac{ADC+0.5}{1024}
こうなる。
では ADC=675 が得られたとする
| 式 | 電圧換算 [V] |
|---|---|
| 5/1024*675 | 3.2958984375 |
| 5/1023*675 | 3.2991202346 |
| /1024*(675+0.5) | 3.2983398437 |
では、データシートで ADC の誤差や、測定に使っている基準抵抗などの誤差を見てみましょう。
どれでもいいですね。