この記事は2024年6月1日で公開された中国語の記事「Python 潮流周刊#55:分享 9 个高质量的技术类信息源!」の日本語訳です。主に LLM によって翻訳され、手修正で校正されていりますが、もし不自然の点が気づいたら、「記事の改善」機能で、編集リクエストをいただけるとありがたいです。
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こんにちは、Python エンジニアのネコです。今回は、技術系の高品質な情報源をいくつかご紹介します。
この記事で取り上げるのは、すべて週刊形式のメディアです。週に一度のペースで更新され、毎回厳選された技術系リンクが多数紹介されるのが特徴です。情報量が非常に濃く、わざわざ自分で探す手間を省けるので、効率よく学びたい方には特におすすめです。
この記事を読まなければ、Python にこんなにも優れた情報源があるなんて、意外と気づかなかったかもしれません。ぜひブックマークしておいてください。きっと役立つ場面があるはずです。
それでは、各情報源を一つずつ紹介しながら、簡単なコメントも添えていきます。おすすめ度は低めのものから順に、後半になるほど高くなっていきます。それでは、さっそく見ていきましょう!
1、Awesome Python Weekly
2016年に創刊された、比較的歴史のある週刊メディアです。毎号およそ10本の技術記事と5つのオープンソースプロジェクトが紹介されており、内容はタイトルとリンクのみで、コメントなどは付いていません。現在の購読者数は2万です。
ただし、私はこのメディアの購読はあまりおすすめしません。理由としては、Python 関連として蛇の飼育に関する記事を紹介したことがあるなど、内容の選定に疑問が残る点があること、オープンソースプロジェクトのリンクが一度自サイトを経由するため、GitHub に直接アクセスできないこと、さらに毎号3件の広告が掲載されており、しかも説明付きで、他の週刊メディアと比べても広告の割合が非常に高い点が挙げられます。
とはいえ、週刊メディアの運営者には敬意を表したいと思います。彼は20種類以上の技術系週刊メディアを運営しており、かなりの収益を上げているのではないかと推測されます。
おすすめ度:⭐
購読リンク:https://python.libhunt.com/newsletter
2、Python weekly newsletter
この週刊メディアは、前述の「Awesome Python Weekly」と似た点が多くあります。タイトルとリンク(コメント数付き)は掲載されていますが、推薦コメントはありません。また、過去には蛇の飼育に関する記事を Python 技術記事として紹介したこともあります。運営者は約 20 種類の技術系週刊メディアを持っており、更新は自動化されているようです。
このメディアの特徴は、主に Hacker News、Reddit、Twitter、Mastodon などから話題のコンテンツを収集している点です。コメント数などの反応に依存する傾向があり、内容の質には多少のばらつきがあります。
とはいえ、前のものよりおすすめできる点もあります。毎号紹介される記事・プロジェクト・動画の数が多く、合計で約25〜30件とボリュームがあり、広告もほとんど掲載されていません。
おすすめ度:⭐⭐
購読リンク:https://discu.eu/weekly/python
3、This Week in Python
2022 年 3 月にスタートした週刊メディアで、毎号 5 本の技術記事と5つのオープンソースプロジェクトが固定で紹介されています。初期には各記事に一言コメントが添えられていましたが、現在はタイトルのみのシンプルな構成です。掲載内容は少数精鋭ですが、他の週刊メディアでも見かけるものが多く、広告は一切ありません。
おすすめポイントは、運営者が長年にわたり個人の興味・関心をベースに継続して更新していること、そして時折自身のオリジナル記事も投稿している点です。自分のブログを持っている方は、彼のように毎週読んだ記事やプロジェクトのリンクを簡単にまとめて共有するスタイルを参考にすると良いでしょう。誰でも気軽に自分だけの週刊メディアを持つことができます。
おすすめ度:⭐⭐
購読リンク:https://bas.codes
4、Python on Microcontrollers Newsletter
Python とハードウェアの組み合わせに特化した週刊ニュースレターで、最近では購読者数が1万に達するなど、着実に支持を集めています。広告はほとんど掲載されておらず、内容に集中しやすい構成です。ただし、レイアウトがやや見づらく感じるかもしれません。
このニュースレターは「マイコン」をテーマにしていますが、実際には Raspberry Pi のようなシングルボードコンピュータが中心です。IoT やスマートホームなどの分野が発展する中で、Python とハードウェアの融合は今後ますます注目されるでしょう。ただし、この分野は中国国内ではまだあまり広く知られていないのが現状です。
おすすめ度:⭐⭐⭐
購読リンク:https://www.adafruitdaily.com
5、Django News
2019年12月に創刊された Django に特化した週刊ニュースレターです。内容は Django に関する最新ニュース、開発版の進捗、関連する記事やプロジェクト、イベント情報、求人などが中心で、他の週刊メディアのように幅広い話題を扱うわけではありません。現在の購読者数は3千ぐらいです。
購読者数はやや少なめですが、広告収益力は非常に高く、ユニークな特徴として広告料金を公開しており、オンラインで広告枠の予約も可能です。毎号2つの広告枠があり、1枠あたり200ドルとなっています。
おすすめ度:⭐⭐⭐
購読リンク:https://django-news.com
6、Python Hub Weekly Digest
2012 年に創刊された、最古級の Python 系週刊ニュースレターのひとつです。運営者はウクライナ出身で、毎号およそ 11 本の技術記事と 8 件のオープンソースプロジェクト/トピックが紹介されています。
毎号には、過去 1〜2 週間の人気コンテンツが含まれており、他の週刊メディアでは最近取り上げられていない、古めの良質な記事が紹介されることもあります。各記事には簡単な紹介文が添えられていますが、内容は原文からの抜粋が中心です。また、動画専用のカテゴリがないため、動画コンテンツが記事として掲載されることもあります。
サイトのデザインはシンプルで見やすく、広告は一切掲載されていません。SNS アカウントも活発に運用されており、X(旧Twitter)では約 14 万のフォロワーを誇ります。
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐
購読リンク:https://pythonhub.dev/digest
7、Pycoder's Weekly
2012 年頃に創刊された週刊ニュースレターで、現在は第 630 号を超えており、購読者数は約 10 万、X(旧Twitter)では約 12 万のフォロワーを誇ります。
毎号では、技術記事などの非プロジェクト系コンテンツが約 15 件、プロジェクト関連が約 6 件紹介されており、Python関連のイベント情報も頻繁に掲載されています。広告は毎号 2〜3 件とやや多めです。
プロジェクト以外のコンテンツには基本的に簡単な推薦コメントが添えられており、記事の下には元サイトやブログ名、投稿者の名前も記載されていて、情報の整理が非常に丁寧です。また、他の週刊メディアでは見かけない読者の独自投稿が含まれることもあります。
このニュースレターの運営者は Real Python の運営者でもあり、そのため週刊内には Real Python の記事やチュートリアルが多く掲載されています。
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐
購読リンク:https://pycoders.com
8、Python Weekly
Python 系週刊メディアの中でも最も早く創刊されたもののひとつで、現在は第 650 号を超えて継続的に更新されています。毎号では、ニュース・記事・チュートリアル・講演・ポッドキャストなどの非プロジェクト系コンテンツが約 12〜15 件、プロジェクトやツール関連が約 11〜15 件紹介されており、Python 関連のイベント情報も非常に充実しています。
非プロジェクト系のコンテンツには、丁寧な推薦コメントが添えられているものもあれば、原文からの簡単な抜粋にとどまるものもあります。プロジェクト紹介の数は多く、紹介文は基本的に Github の概要をそのまま引用しています。
これだけ長期間にわたって高品質な更新を続けている点には非常に感心します。収益は主に広告掲載によるものと思われますが、イベント情報からの収益があるかどうかは不明です。運営者は他にも2つの週刊メディアを運営しており、それぞれ開発者向けとスタートアップ向けで、どちらも高評価を得ています。
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐
購読リンク:https://us2.campaign-archive.com/home/?u=e2e180baf855ac797ef407fc7&id=9e26887fc5
9、Python Trending Weekly
Python トレンド週刊(中国語:Python 潮流周刊)は、唯一の中国語による Python 専門週刊メディアであり、読者向けの特典提供や有料購読を導入している点でも他と一線を画しています。
2023 年 5 月に創刊された、現時点で最も新しい週刊メディアです。毎号では、記事・チュートリアル系が 12 件、プロジェクト・リソース系が 12 件、さらにポッドキャスト・動画・人気の技術議論などが 2〜4 件ほど紹介されています。これまでに読者向けにプレゼントされた書籍は 80 冊を超えています。
掲載されるコンテンツは非常に充実しており、すべてに丁寧な推薦コメントが添えられているため、毎号のボリュームは他の週刊メディアと比べても圧倒的です。制作にかかる時間と労力も相当なものと思われます。
紹介される内容の約半分は他の週刊メディアから厳選されたもので、残りの半分は個人ブログ、技術系フォーラム、GitHub トレンドなど、よりオリジナルに近い情報源からのものです。
また、記事には見やすいスクリーンショットが添えられていることもあり、読者の閲覧体験を高める工夫がされています。さらに、30 号ごとに 1 シーズンとしてまとめ記事を作成し、冊子形式で再編集されるため、過去のコンテンツを振り返りやすく、知識の蓄積にも役立ちます。
他の週刊メディアはすべて英語で、主にメール配信形式ですが、Python トレンド週刊は中国語読者向けに WeChat をベースとした配信・閲覧スタイルを採用しており、より親しみやすく便利です。
おすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐
購読リンク1:https://xiaobot.net/p/python_weekly
購読リンク2:https://afdian.com/a/python_weekly
訳注:購読リンク1および購読リンク2は、WeChat を通じた支払いのみ対応しています。また、これらのページは英語に翻訳されていません。そのため、こちらのリンク からの購読方法をご確認いただくことをおすすめします。
以上、今回ご紹介した9つの週刊メディアが、筆者が特におすすめしたい情報源です。週刊メディアは情報密度が非常に高く、情報収集の効率を大きく高めてくれるため、情報時代において非常に有用な手段です。ぜひ、自分に合ったものを選んで購読してみてください。
中には、高度な自動化によって情報を収集し、週刊メディアを複数運営することで、コンテンツの質よりも量を重視しながら広告収益を得ているものもあります。一方で、10年以上にわたり広告を掲載せずに継続的な更新を続けているメディアもあり、その姿勢は非常に評価に値します。また、品質を維持しつつ、持続可能な運営を目指して多様な収益モデルに挑戦しているメディアも存在します。
今回取り上げたのは代表的な9つですが、同様の週刊メディアは他にも多数存在します。記事のボリュームの都合上、すべてを紹介することはできませんでしたが、今後も本シリーズでは高品質な情報源を継続的に紹介していく予定です。ぜひ、今後の更新にもご注目ください。

















