駆け出しデータサイエンティストのNishです
仮想マシンを利用した環境構築で、以前にVirtualBoxを紹介しました
VirtualBoxのインストール
VirtualBoxを使えば仮想マシンを作成することが出来ますが、GUIでの操作性が微妙だったりするので、
Vagrantを組み合わせて利用するのがオススメです
Vagrantを使用すると、コマンドから仮想マシンの作成が可能なので、作業がかなり楽です
仮想マシンを起動してログインするという一連の作業がコマンド2つで済みます
$ vagrant up
$ vagrant ssh
↑のコマンドを入力して完了です
便利ですね、Vagrant
今回は、そんなvagrantについての記事です
具体的には、以下の項目について解説します
- Vagrantのインストール
- Vagrantから仮想マシンの作成/起動/停止/削除
- Vagrant+VirtualBoxでPythonの環境構築
Vagrantのインストール
Vgarantのインストールは簡単です
以下のリンクを参考にして、作業を行って下さい
15分もあれば、vagrantをインストールできると思います
VagrantをmaxOSにインストール
Vagrantから仮想マシンを操作
Vagrantはコマンドから仮想マシンを操作します
ここでは、仮想マシンの作成/起動/停止/削除について解説します
(実際に記載しているコマンドを実行するとCentOS7で動作する仮想マシンが作成されます)
仮想マシンを作成
仮想マシンを動作させるためのOSはBoxファイルという形式で扱います
分かりやすい例えで言えば、仮想マシンのテンプレートのようなものです
例えば、CentOS7で動作する仮想マシンを作成する際には、
'centos/7'というBoxファイルをマシンのテンプレートとして使用します
まずはテンプレートをダウンロードする必要がありますね
CentOS7のBoxファイルをダウンロードしましょう
$ vagrant box add centos/7
仮想マシンのテンプレートがダウンロード出来たのか、確認します
$ vagrant box list
上記コマンドを入力して、centos/7が表示されていればOKです
さて、テンプレートが手に入りました
まずは、作業ディレクトリを移動して、
$ cd ~/Documents/
$ mkdir workspace
$ cd workspace
仮想マシンを作成します
$ vagrant init centos/7
はい、仮想マシンの出来上がりです!(なんと簡単なんだ)
なお、workspaceディレクトリ内にVagranfileなるものが生成されているはずですが、
仮想マシンの各種設定を記述するためのファイルです
このファイルを編集をすることで、自分なりにカスタマイズされた仮想マシンが作れるという訳です
仮想マシンを起動
仮想マシンを起動してみましょう
これも、コマンド一発です
$ vagrant up
起動した仮想マシンへのログインしてみましょう
$ vagrant ssh
仮想マシンにログイン出来たので、あとはPythonなりNode.jsを入れるなりして環境構築完了ですね
めでたし、めでたし
仮想マシンを停止
仮想マシン上での作業が済んだら、ログアウトして、マシンを停止しましょう
$ exit
$ vagrant halt
仮想マシンを削除
仮想マシンを作成して色々作業している途中でやらかしたとします。。
ぐぐり倒しても解決策が見つからない。。
こんなときは最終手段として、仮想マシンを削除して最初からやり直しましょう
$ vagrant destroy
これで仮想マシンが削除されるので、新規に仮想マシンをつくり直しましょう
参考リンク
Vagrant + VirtualBoxでWindows上に開発環境をサクッと構築する
こちらの記事、とても分かりやすいと思うし、コマンドの一覧もあるので、読むべしといった感じですね