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未経験からWebエンジニアに転職して3か月が経った苦悩

Last updated at Posted at 2022-12-18

未経験から独学を経てWebエンジニアに転職して、2ヶ月が経った。
まだ2ヶ月といえど、様々な苦労を経験できた。
未経験からエンジニアを目指す人にとって、リアルで参考になると思うので、ぜひ読んでいってほしい。
あくまで転職はスタート地点です。

▼転職活動の記録はこちら
アラサー未経験が独学半年でエンジニア転職するまで

自己紹介

文系アラサー

  • 29歳
  • 大卒(文系)
  • 前職は医療系団体職員
  • PC経験はOfficeソフトの基本は問題ないくらい

転職先

  • Web系自社開発企業
  • 社員数10名程度のベンチャー企業
  • フルリモート
  • 業務委託

1. 仕事が難しい

未経験に合わせたタスクを振ってくれるが、それでも自走ができないくらい難しい。
コラッタを倒してねって草むらに入るとカイリューが出てくる感じ。

  • コードやファイル量が膨大

実際に運用されているプロダクトのコードやファイルが想像以上に多い。
自分の想像していた10倍以上のコードとファイルがある。
Railsを学習している方なら伝わるかもしれないが、modelが200個以上あったりする。

  • 使っている技術が多い

自分が触れてこなかった技術がたくさんあり、それらは仕事しながら学習しないといけない。
自分の場合、恥ずかしながらRSpec(テスト)、JavaScript、Vue.js、Dockerなどは仕事しながら学んでいる。
経験がない技術を扱うタスクは普通に渡されるので、質問や学習しながらこなさないといけない。

  • ロジックが複雑

今思うと、自分のポートフォリオが知育おもちゃに見える。
複雑なロジックが網目状に絡み合っていて、解読に時間を要する。
参考書に書いてある単純なロジックとは比にならないので、当たり前だが参考書を読むだけでは意味がない。
自分で読んで書いて理解していくしかない。

2. リモートワークが難しい

未経験からのリモートワークは様々な部分で工夫が必要。
自立していない分、周囲に頼らなければいけない場面が多く、リモートワークは対面より頼り方が独特。

  • 質問の要領が掴めない

大半はこれに尽きる。
質問のタイミングや方法が掴めなくてかなり苦労した。
当初はコミュニケーションを図れて、画面共有しながら早く質問できるので、主に通話をしていた。
しかし通話の場合、相手の状況や繁忙度が図れないので、かけて良いタイミングで気を遣って手が止まる。
頻繁に通話をかけていたところ、1日1時間以上先輩の時間を奪う日が出てしまった。
答えまで教えてもらうケースもあったので、チャットをメインにしてヒントをもらう形に変更することになった。
チャットは、手隙の時に返してもらえるのでハードルは下がり、割り込みせず、回答が来るまで別の作業ができるのでおすすめ。
しかし文脈が伝わらなかったり、望んだ回答より簡略な回答が来ることも多いので工夫が必要。

3. 数値目標に届かない

自分が働いている企業では、1週間ごとに仕事の目標値が定められる。
1つ1つのタスクに数値が定められ、1週間で処理した合計値が目標値を上回らなければいけない。
自分には3ヶ月後の目標値を定められていたが、2ヶ月と1週間経った時点で及んでいない。

いくら学習して頑張ったと思っても、数値がすべて。
業務委託なので数値の結果は自分の将来にも関わり、届いていない現状への焦りが強くなる。
裏を返せば数値を出せば認められるので、結果を出すしかない。

4. すべて自己責任

他責的になると楽かもしれないし、自己責任て割り切るのも結構大変。
言い訳ができない環境は厳しいと感じる時もあるし、プライドを完全に捨てるのは思っているより難しい。
でも結局はすべて自己責任。
自分がプログラミングできるようにならないと何も解決しない。
そもそも環境は恵まれている。

  • 生産性が低くても、お金をもらいながらプログラミングできている
  • 独学の時お金を払ってメンターに質問していたが、今は無料で質問できる
  • 必要な本は購入してもらえている

終わりに

未経験からエンジニアに転職すると、苦労がたくさんあった。
想像とは違ったなんてことも沢山あるし、体験しないと分からない。
自分の場合、これらの苦労は技術力の不足が元凶なので、泥臭くやりきる。
未経験からエンジニアを目指している方々には、ぜひ転職後のイメージも膨らませておいて欲しい。
行動に役立つこと間違いなし。

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