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BootCampを使う

Last updated at Posted at 2019-12-25

2020年後期以降に発売されたApple Silicon搭載MacはBootCampのサポート対象外となります。

Boot Campとは

Boot Campとは、Intel MacにおいてWindows環境を構築することができるソフトウェアだ。
macOSとの多重起動はしないため、メモリやCPUへの負荷が少なく、性能の低いMacでも快適にWindows環境を構築することができる。

Boot Campについて

Boot Campのメリット

▶︎MacとWindowsを多重起動しないため性能が低くても快適
▶︎完全なWindows環境が利用できる
▶︎アクセス権を操作すれば両OS間でのファイルのやり取りが可能
▶︎パーティションのサイズ設定次第でMacを完全なWindowsPCにできる

Boot Campのデメリット

▶︎起動ディスクの変更(macOSとWindowsの切り替え)が面倒くさい
▶︎Mac/Wi-Fiの性能が低いとインストールに時間がかかる

Boot Campをおすすめする人

▶︎Macしか持っておらず、Windows環境が必要
▶︎Mac非対応のアプリを使用したい
▶︎Windowsのライセンスキーを持っている

Boot Campをおすすめしない人

▶︎Officeを利用するためだけ
▶︎使いたい.exeがWineで開ける
▶︎Macのストレージが足りない
▶︎Macの他にWindowsPCを持っている

導入編

早速MacにBoot Campを使ってWindows環境を構築していこう。

1. WindowsのISOファイルを入手

Windows環境を構築するにあたってまずはWindowsの基本となる*Windows8.1または10のISOファイルを入手する必要がある。
これらはMicrosoft公式サイトにて配布されている。

Windows8.1 ダウンロード

Windows10 ダウンロード

*最新版のmacOSに含まれるBoot CampではWindows8.1もしくは10以外のISOを読み込むことができない。Windows7はBoot Campのサポート対象外だ。

2. Boot Campの起動

全てのmacOSにはBoot Campアシスタントが最初からインストールされている。Boot Campアシスタントはアプリケーションフォルダ内のユーティリティの中に入っている。

早速起動してみよう。起動後はアプリ内に表示されている手順に沿って進めていくだけだ。WindowsのISOファイルは先ほどダウンロードしたものを指定すれば問題なく読み込まれる。

3. 設定

再起動後、Windowsの初期設定画面にてライセンス認証を求められるが、「ライセンスキーがありません」を選択することで続行することができる。ただし、セキュリティ面などからライセンス認証なしの状態での使用はおすすめはできない。

4. 起動後

Windowsが無事導入されたら、Windows内にMac専用のドライバーが自動的にインストールされる。
このドライバーをインストールすることで、Touch Barや音量ボタン、macOSでの再起動などに対応する。

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