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Azure Administrator(AZ-104):Azure管理者向けの前提条件「パラメーターと変数(Bicep)」

Last updated at Posted at 2022-12-05

Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Administrator(AZ-104)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始め、AZ-900取得後の資格としてAZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※AZ-900の内容は本投稿では省略しております。再度復習したい方は下記をご参照ください。
Azure Fundamentals(AZ-900):試験合格に向けた学習内容のまとめ

今回の学習内容

◆「パラメーターと変数(Bicep)」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
AZ-104:Azure 管理者向けの前提条件
◇まとめとリソース
Azure Resource Manager テンプレートを使用してリソースを構成する
◇対応するモジュール
パラメーターと変数を使用して柔軟性を高める

※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Administrator(AZ-104):Azure管理者向けの前提条件「リソースの定義(Bicep)」

パラメーターと変数(Bicep)

パラメーター

デプロイごとに変わる内容でパラメーターの使用を推奨
・一意である必要があるリソース名
・リソースのデプロイ先のリージョン
・SKU、価格レベル、インスタンス数などの価格に関わる設定
・テンプレートで記載されていない他システムにアクセスするための資格情報

◆パラメーター定義のコード例
・「toy-product-launch-1」という名前のApp Serviceアプリを作成する場合

Bicep
param appServiceAppName string = 'toy-product-launch-1'

resource appServiceApp 'Microsoft.Web/sites@2021-03-01' = {
  name: appServiceAppName
  location: 'westus3'
  properties: {
    serverFarmId: appServicePlan.id
    httpsOnly: true
  }
}

※コードの意味
・param パラメーター名 データ型 (= 既定値)
パラメーターを定義していることをBicepに通知
 -既定値:既定値を指定した場合、パラメーターを指定しなかったときに既定値が使用される
 -今回の場合はデプロイ時に「appServiceAppName」の値を指定しなかった場合
  ⇒リソース名が既定値の「toy-product-launch-1」になる
・name: appServiceAppName
定義したパラメーター「appServiceAppName」を使用

変数

変数を使用することでBicepファイルの開発の簡略化が可能
例)複雑な式を含む変数を定義することでBicepファイル全体で複雑な式を繰り返す必要がなくなる

◆変数使用の推奨例
・デプロイごとに同じ値を使用するが、テンプレート内で値を再利用できるようにする場合
・式を使用して複雑な値を作成する場合
・一意な名前を必要としないリソースの名前を定義する場合

◆変数定義のコード例
・App Serviceプランの名前を「toy-product-launch-plan」と定義する場合

Bicep
var appServicePlanName = 'toy-product-launch-plan'

※コードの意味
・var 変数名 = 変数の値
変数を定義していることをBicepに通知
 -変数の値:パラメーターと異なり値の指定が必要
 -データ型は指定の必要なし(指定した値から自動で型を認識)

次の学習内容

◆パラメーターと変数を用いた式(Bicep)

学習内容をまとめたページの一覧

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