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独自ルール:ROS2における名前付け

Last updated at Posted at 2019-07-13

ROS2関係トップページへ

ここでは以下の名前付けについて述べる

  • 名前固定のもの
    • node名
    • nodeの提供するサービス名,トピック名
  • ルールを考えるもの
    • ワークスペース名・パッケージ名
    • c++などでの一般で言う名前空間
    • nodeの名前空間

名前固定のもの

node名

node名はその役割に応じてプログラム中にハードコーディングする.同一nodeを複数起動する場合はnodeの名前空間で区別する.
githubの公式exampleでもnode名は固定になっている.

個別の名付けルール

  • "役割など"_node

サービス名・トピック名

node名と同様.

ルールを考えるもの

ワークスペース名・パッケージ名

機能に応じた名前を考え適切につける.
ここで,nodeとメッセージ,テスト用プログラムは別々につくりたい.このことから,以下のようにする.

  1. ワークスペース名として相応しい名前(例えばreinforcement_learning)を考える.
  2. そのディレクトリを作成する(mkdir reinforcement_learning)
  3. reinforcement_learning/にて,必要に応じて部品となるパッケージを作成する.代表的なのは以下の構造となる.
    • reinforcement_learning_msgs
    • reinforcement_learning_node
    • reinforcement_learning_target
  4. reinforcement_learning/をgitで管理する(個々のパッケージで管理しない)

あれ?ワークスペース?

c++などでの一般で言う名前空間

特にlibraryとしてnodeのクラスを作成する場合,プログラミング言語が提供する名前空間をつける(ROS特有の名前空間は「nodeの名前空間」にて).
少なくとも名前空間として,パッケージ名をつける.それ以上は自由に.

例えばreinforcement_learning_nodesのクラスでは以下のような名前空間をつけること.

namespace reinforcement_learning\node{

}

あとは好みで例えば以下のように
namespace reinforcement_learning_node{
  namespace action_selection_method{

  }
}

nodeの名前空間

ROS2ではnodeを一意に決定するために,nodeのnamespaceとnode名が使える.公式のAPIのNodeのコンストラクタを見ると指定できることが分かる.
node名だけ指定した場合(node_name),node_nameで指定でき,namespaceも指定した場合,node_nameや/namespace/node_nameで指定できる.

この名前空間については自由に考える.

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