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Qwenで実現するAIエージェント開発!Model Studioハンズオンイベント参加レポート

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参加の経緯

今年に入っての3日間の眠れぬ夜は過ぎ去っていたものの、来年度の「プログラミング演習」の授業内容の大幅なアップデートに向き合いつつも、具体的な講義内容を作成していく前のなんだかグダグダしている期間を過ごす中で、株式会社レッジさんからのメールにあった「Qwenで実現するAIエージェント開発!Model Studioハンズオンイベント」に目がいった。

そもそも「単なる知識獲得のための情報戦(における消耗戦)」からは脱却しようと心に決めつつも、「学生の方がAI friendlyなのでは」「既に圧倒的なAI格差が生まれているのでは」という恐怖心は未だ存在している中で、「この状況でQwenもか」とも思いつつ、一歩踏み出して参加することに。

得られたもの

1.ビジネスパーソンとして、一市民として、社会の他の方々とAIとの関係性が現在どのようなものなのかをとても生々しい理解
ハンズオンは、個人ワークの形態にて、AlibabaCloudさんの講師陣の方によって、終始非常に丁寧なプロセスで進められたが、20名強の参加者の方々のそれぞれのリアクションや細かな反応によって、AIとの関係性がそれぞれ垣間見ることをできた気がする。
また、ハンズオン後に開催されたネットワーキングにおいては、「正直なところ、今AIってどうですか(=うまく使えていて、うまく結果を出せていますか)?」の様な対話やコミュニケーションが多く、嘘偽りなく率直に不安等を吐露しその共有?もでき、マウンティングなど皆無で、この様な機会というのが本イベントのもう一つの独自の価値であったと考える。

2.QwenとModel Studioの一通りの理解と活用
実施内容:(仮想)AppleストアのカスタマーサポートにおけるAIエージェントの構築
プロセス:以下の通り(各ステップ、丁寧すぎる位に各参加者に配慮していた)
 Step 1: ログイン
 Step 2: ModelStudioの準備
 Step 3: Qwenの動作をテスト
 Step 4: ナレッジを作成
 Step 5: AIアプリケーションを作成
 Step 6: AIアプリケーションを削除

AIエージェントの構築といっても、アプリケーションのテンプレートが存在していて、それを活用すればよかったので、特に躓くところは無かった。また、理論的に実践的にも比較できるほどの知見を持ち合わせているわけではないが、日本語の処理能力において違和感を感じることもなく、チャットボットを構築することができた。

3.AIとの共知能社会に向き合うための、またそれを築いていく為の関係性
実はコロナ禍前の2019年にとある縁にて、Alibabaの本社を訪れていた。そのことと美大でテクノロジー×デザイン×ビジネスの統合をコラボレーションの観点で教育する中で思い切りAI friendlyに舵を切ろう(と考えています、そして困ってもいます)という二点をベースにAlibaba Cloudさん、レッジさんの方々とコミュニケーションを行う中で、在りたい共創関係も目指していけるような感覚を(勝手に)得ることができた。「大学教育においてAIとはなにか」という大きな問いに対して、各大学(組織)が答えていくことは勿論、ある種の過渡期(混乱期)においては、各教員がそれに対して、自ら学び実践しながら答えていくことも必要だと考えている。その中で、Alibaba Cloudさんの考え方は勿論、各メンバーの人間性にも触れることができたのは非常に有難い機会であった。やはり非常に優秀な人材の集団という印象であり、「正直なところ日本や日本企業・市場をどう捉えているのか」についても聞いてみたかった。

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懐かしい

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そしてレッジさんのオフィスもとても素敵だった。

今後について

自身の研究やビジネスに対しても得るものはありそうなので、QwenやModel Studioについても、AI理解と活用を拡げるような形で時間を見つけては触っていきたい。また、本当に何が正解かが分からない正に今の大学教育におけるプログラミングやAI×デザイン×ビジネスの講義や実践、また産官学民連携プロジェクトに対して、考え方のレベルにおいてもインパクトを得られる様に活用していきたい。

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