NetSuiteでExcelのようなピボットテーブルを作成できる機能、SuiteAnalytics Workbook をご紹介します。
SuiteAnalytics Workbookの位置づけ（NetSuiteでデータを参照する機能）
- 保存検索
- データをリスト形式で参照
- SQLの関数を使用可能
- レポート
- 標準の財務諸表で使用
- ドリルダウンや集計が可能
- SuiteAnalytics Workbook
- ピポットテーブルやグラフの作成が可能
- NetSuite Analytics Warehouse
- 最近日本でも販売を開始したDWH＆BIツール
- （別途有償ライセンスが必要）
SuiteAnalytics Workbook は追加ライセンスなしで使用可能なデータ分析ツールとなります。
SuiteAnalytics Workbook を使ってみる
今回は営業担当者別クラス別の売上実績をサンプルで作ってみます
SuiteAnalytics Workbook はどこにあるのか
センター・タブの分析が SuiteAnalytics Workbook です
まずは加工する元のデータ（データセット）を作成する
-
データセットを選択します
-
新規データセットを押下する
-
対象のレコードを選択する
-
対象フィールドや絞込条件を指定する
-
名前をつけて保存する
!
実際にピボットテーブルを作ってみる
-
ワークブックの新規作成をする
-
先ほど作成したデータセットを選択する
-
ピポットテーブルを選択する
-
列、行、集計する数字をそれぞれ設定し、更新する
これで営業担当者別クラス別の売上実績がリアルタイムで確認可能となります
さいごに
今回は簡単な機能のご紹介でした。
参照機能のため作成に失敗しても業務データ自体に影響は与えないのでぜひお試しください。
次回があれば、もう詳細な内容、保存検索と比べて良い点などを説明したいと思います。