#メインメソッド
Javaは必ずクラスで構成されます。クラスのなかで処理はメソッドに書かれます。メソッドのなかで、おおもとの操作や処理はメインメソッドというメソッドに書かれます。
##メインメソッドの書き方
メインメソッドは次のように書きます。クラス名は命名ルール通りにTestクラスとしましょう。
public class Test(){
public void main(String[] args){
/*
*メインメソッドの処理の中身
*おおもとの操作はここに書かれる。
*/
}
}
ここで
public static void main(String[] args)
という書き方は覚えてください。
ちなみに、publicとstaticの間のstaticはstatic句といい、メソッドや変数に付けられます。詳しい意味はここでは触れません。
意味があってこのようなルールになったらしいのですが、そこまで追求しなくてもいいと思います。
ただ、普通のメソッドの書き方になっていることは理解してください。
##クラスを使う
では、このTestクラスのメインメソッドでCalculateクラスのmultipleIntegerNumberメソッドを使ってみましょう。
このメソッドは
public class Calculate {
public int multipleIntegerNumber(int num){
num = 3*num;
return num;
}
}
です。
###インスタンス化
クラスを使うにはまず、クラスのインスタンス化をします。
Calculate cal1 = new Calculate();
このcal1はインスタンスと呼ばれます。
###メソッドの呼び出し
次にメソッドを呼び出します。
cal1.multipleIntegerNumber(3);
こうすることで、メソッドは戻り値の9を結果として返してくれます。