8
18

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

RaspberryPiでpiユーザー名をSSHなしで変更する

Last updated at Posted at 2018-04-04

#概略
 セキュリティーのためpiユーザーの名前を変えたいものです。今回SSHを使わないで、また一時的なユーザーの作成/消去もしないで行います。Raspberryではユーザー追加しても再起動時にログインできないのでこの方法を考えました。要はRaspberryの初期設定でpiユーザーとrootがあるのを利用します。

#確認
初期設定時のユーザIDとパスワード
User: pi Password: raspberry
User: root Password 未設定

#パスワードを設定する
###rootにパスワードを設定する
コマンドで入力左上の">"マークのアイコンをクリックします。
スクリーンショット 2018-04-04 12.35.52.png
新しい窓に文字が打てるので

sudo passwd root
とパスワードを設定します。

rootは権限が強いので難しく長いパスワードを作ってください。
スクリーンショット 2018-04-04 12.55.18.png

新しいパスワードを確認を含め2回入力する

新しい UNIX パスワードを入力してください:
新しい UNIX パスワードを再入力してください:

入力したパスワードが合致していると成功したことを告げてくる。

passwd: パスワードは正しく更新されました

###piにパスワードを設定する
同様にpiにもパスワードを設定します。
sudo passwd pi

こちらも入力したパスワードが合致していれば登録したことを表示する。

新しい UNIX パスワードを入力してください:
新しい UNIX パスワードを再入力してください
passwd: パスワードは正しく更新されました

##自動ログインを解除する
「raspberry」のマーク->「設定」->「raspberry PIの設定」を選択します。
スクリーンショット 2018-04-04 12.59.24.png

自動ログインの「現在のユーザーとしてログインする」のチェックを外します。
スクリーンショット 2018-03-27 21.59.16.png

再起動します。
sudo reboot

#rootでログイン
再起動するとログイン画面が出ます。
スクリーンショット 2018-03-27 22.01.15.png

その他を選択して
スクリーンショット 2018-03-27 22.01.59.png
ユーザ名にrootを入力し先程設定したパスワードを入力します。
スクリーンショット 2018-03-27 22.02.24.png

#ユーザ名を変更する
rootなので命令にsudoは使う必要はありません。
piユーザ名を変更します(例:newpi)
usermod -l newpi pi

#ホームディレクトリを変更
ホームディレクトリ名も変えましょう。newpiとしていますが、新しいユーザー名にしてください。
sudo usermod -d /home/newpi -m newpi

##自動ログインユーザの変更
ファイルをnanoエディターで変更します。
/etc/systemd/system/autologin@.service というファイルです。
nano /etc/systemd/system/autologin@.service

ExecStart=-/sbin/agetty --autologin pi --noclear %I $TERM
↓ piをnewpiに変更
ExecStart=-/sbin/agetty --autologin newpi --noclear %I $TERM
修正できたら「Control」+Oで上書き保存「Control」+xでnano エディターが終了します。

変更したら再起動します。
reboot
再びログインします。

###新しいユーザID(ここではnewpi)にパスワードを設定する
sudo passwd newpi

8
18
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
18

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?