こんにちは!
現在デジタルツール勉強中の者です。
前回は Glide で現場用に連絡アプリを作ってみました。
仕事をしていると次々に出てくる引継ぎ事項……
私の職場ではずっと紙に書いているのですが、部署内全員の勤務時間がバラバラなため、特に共有されるまでに時間がかかっていることを改善するべく、アプリを作りました。
引継ぎ内容を Aさんが書き込み、それを確認し対応した Bさんが、どう対応したかを記入します。その後、自動的に部署の責任者ページに引継ぎ内容が移り、責任者が確認ボタンを押すと、タスクが完了する、という仕組みです。
職場でも実際に使用してもらいましたが、「一目でどこでも確認できるのがいいね」と言っていただくことができました。
さて、今回は、題名の通り「この金券使える?」をレジ業務中聞かれた際に、金券をかざすだけで教えてくれるアプリを作ってみました!
⭐完成したもの
🖊使用したツール
・ChatGPT
今回もたくさん相談して作りました!
・Teachable Machine
ノーコードで機械学習モデルを作成できる無料ツールです!
金券を〇と×に分けて、覚えてもらいました!
こちら からすぐに試してみることができます!
・CodePen
Teachable Machine に覚えてもらったことをアプリにしてくれます!
リアルタイムで画面更新してくれるのでわかりやすいです!
🔨作り方
①まずは質問しました

② Teachable Machine を開き、用意した4種類の金券を〇と×の2種類に分け、覚えてもらいます。

「トレーニングを開始する」を押すと、画面右側にプレビューが表示され、実際に試してみることができます。

「共有可能なリンク」のURLをコピーしておきます。

③ ChatGPT に各コードを作ってもらいます。

CodePenに入力していきます

🌠完成しました!

CodePen画面右下にある「Share」からURLをコピーし、ほかの人に渡すこともできます!
💡次はこうしてみたい!
今回のアプリでは、4 種類の金券を 〇 × に分けて学習させましたが、実際の現場では 100種類以上の金券があり、中には「画質が悪い写真1枚だけしか残っていない」というものもあります。
そのため、Teachable Machine のようなノーコードツールでどこまで対応できるかは、今後も少しずつ試していきたいと思っています。
今まで質問を受けた際は、各レジに置いてある金券の使用一覧ファイルから探していく、という作業が必要でした。数種類なら良いのですが、実際には100種類以上あるため、見つけるまでに時間がかかります。
また、このアプリはプロトタイプということで4種類の金券のみ判断できるものなのですが、実際に該当する金券に対し使ってみてもらったところ、
「ただいま確認いたしますので少々お持ちください……と言ってから調べる時間が大幅に短縮されされそうです!」
「イライラしてるお客さんに対しても、すぐ対応できそう」
と良い点と、
「写真撮るのがちょっと手間」
「使える金券の判断できるのはいいけど、使用期限も判断してくれたら良いな」
という改善点がありました。
ぜひ改訂版も作りたいと思います。
ほかにも実は、1 枚の画像だけで学習させた金券モデルも作ってみましたが、ある程度は正しく判定してくれることがわかり、希望も感じています。
また、もうひとつ感じた課題は、「肝心なときにネットが遅くて使えない問題」です。
実際、レジ周りで電波が悪くなったり、読み込みに時間がかかってしまうと
「これ便利だけど……今は使えない」ということになりがちです。
そのため今後は、オフライン環境でも動くような仕組み( PWA やデスクトップアプリなど) も、少しずつ学んで試してみたいと考えています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!