今回の記事の前提となる知識は、以下の記事で書いているため、興味がある方は以下の記事をご確認ください。

サンプルコード

早速、サンプルコードを以下に記載します。
プロジェクトとして、実際にeclipseを使用して作成したものをGitHubで公開しているため、実際に動作確認を行いたい方は、以下からpullしてください。

ControllerTest2.java

@RestController
@RequestMapping(Path.CONTROLLER_TEST_2)
public class ControllerTest2 {
	/**
	 * JSON リクエストを取得、レスポンスする
	 * @param request <SampleJsonRequest> リクエスト
	 * @return response <SampleJson2Response> 
	 */
	@GetMapping(path = Path.GET_SAMPLE_JSON, consumes = MediaType.APPLICATION_JSON_VALUE)
	public ResponseEntity<SampleJson2Response> getSampleJson(
			@RequestBody SampleJsonRequest request) {

		// リクエストパラメータ paramA に "key_ok"が設定されていない場合はエラー
		if (request != null) {

			String paramA = request.getParamA();

			if (StringUtils.hasText(paramA) && paramA.equals("key_ok")) {

				SampleJson2Response response = new SampleJson2Response();
				response.setDataA("ok_data");

				return ResponseEntity.ok(response);
			}
		}

		// リクエストに問題がある場合のレスポンス
		return this.errorBadRequestResponse();
	}

	/**
	 * リクエストに問題がある場合のレスポンス
	 * @return
	 */
	private ResponseEntity<SampleJson2Response> errorBadRequestResponse() {
		SampleJson2Response response = new SampleJson2Response();
		response.setDataA("error data");

		return ResponseEntity.badRequest().body(response);
	}
}

※今回使用しているPathは、定数として別ファイルで宣言しているStringです。

SampleJson2Response.java

@Data
public class SampleJson2Response {
	private String dataA;
}

SampleJsonRequest.java

@Data
public class SampleJsonRequest {
	public String paramA;
}

※今回、@Dataを使用していますが、@Dataはlombokを使用して実装できます。

解説

〇リクエスト
サンプルコードでは、class SampleJsonRequestで定義した内容をリクエストボディのJSONとして受けるようにしています。
リクエストボディには、アノテーションで@RequestBodyを設定する必要があります。
リクエストで受け取るデータをJSONとする場合は、@GetMappingのconsumesにMediaType.APPLICATION_JSON_VALUEを設定します。

〇レスポンス
class SampleJson2Responseで定義した内容をResponseEntityのボディとして返します。
一応、ResponseEntityを使用せずとも実装できるのですが、ResponseEntityを使用することでレスポンスステータスを定義できるなどの利点があります。

動作確認

動作確認の方法としてはいろいろあるかと思いますが、今回は、postmanを使用して動作確認しています。
実装内容としては、パラメータparamAにkey_okが設定されているなら200レスポンス、パラメータ未設定なら400レスポンスを返すようになっています。

成功時

URL：http://localhost:8080/controller_test_2/get_sample_json
リクエストボディ：{ "paramA": "key_ok" }

失敗時

URL：http://localhost:8080/controller_test_2/get_sample_json
リクエストボディ：{ "paramA": null }

終わりに

前回、Spring Boot について書いてから一年以上経ってますね。。。
時間の流れが早い。。。