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【ServiceNow】継承元に影響を与えずにUIアクションの設定を変更する方法

Last updated at Posted at 2021-05-18

概要

インシデント等のテーブルを継承してカスタムテーブルを作成する場合、同様にしてUIアクションも継承されていますが、要件の中で、このUIアクションは必要がないから非表示にして欲しいという要件があると思います。

継承元に影響を与えるため、非表示にしたいUIアクション自体に設定を加えることはできません。
影響を与えないためには、非表示にしたいUIアクションのアクション名と同名のUIアクションを作成することで、そのカスタムテーブルで設定を上書きすることができます。

この記事でできること

継承元に影響を与えずに、UIアクションの設定を変更できる。

環境、使用する物

  • Version:Quebec
  • 言語:日本語
  • UIアクション

実践!

今回は、全てのテーブルが継承しているグローバル[global]テーブルで管理している【削除】ボタンをインシデントテーブルで非表示にします。

UIアクション[sys_ui_action]でglobalの削除を検索する。

画像の3レコード目の削除がフォーム上で表示される削除のUIアクションです。
アクション名は**【sysverb_delete】**ですね。
image.png

インシデントテーブルでUIアクションを作成する

画像ではアクション名の入力と【フォームボタン】フィールドのチェックを外しています。同名のアクション名を入力することにより、継承元のUIアクションをインシデント内限定で上書きすることになります。今回あくまでフォーム上での削除ボタンを非表示するだけなので、他の設定はいりません。
image.png

###確認
ヘッダーに削除ボタンが無くなってますね。
image.png

結論

UIアクションのアクション名と同名のUIアクションを作成することで、そのUIアクションを上書きすることができます。
これにより、継承元及び他のテーブル内の設定に影響を与えずに変更したいテーブル固有の設定に上書きすることができます。

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