BIツール選定で迷走した結果Metabaseに決定!OSSでコストゼロの選択
12月16日、
クリスマス
まであと10日!
アドベントカレンダー16日目を担当する、ニッセイ情報テクノロジーの暮石です。
これまで約3年間、自社で開発したサービスの導入支援や運用を担当してきました。
この10月からは、新たにデータ分析の業務に挑戦しています。
具体的には、
『社内で導入された生成AIツールの活用支援と、その利用状況をデータで見える化すること』
です。
4月から社内に導入されている生成AIツールを、もっと使いやすく、もっと活用してもらえるように、データ分析で後押ししたいと考えています。
この記事でわかること
- なぜBIツールが必要なのか?
- 数あるBIツールの中からどう選んだのか?
- 選定のポイント
- Metabaseを選んだ理由
1. なぜBIツールが必要?
現状、月に1度、社内に提供している生成AIツールの利用状況を定点でデータをダウンロードし、Excelで集計しています。 しかし、Excelで集計するだけでは限界がありBIツールの導入を検討しました。
データ分析ができるよう、まず 「どのように見える化するか」 を考えました。
- 利用状況をリアルタイムで確認したい
- チームや部署ごとの傾向を簡単に比較したい
- グラフやダッシュボードで直感的に理解できるようにしたい
こうした要件を満たすには、BIツール が必要だと判断しました。
2. BIツール選定の条件
BIツールを選定するにあたり、次の条件を設定しました。
- 社内環境で利用できること(稼働環境・認証・セキュリティ)
- コストが現実的であること
- UIがわかりやすく、学習コストが低いこと
- やりたいことを実現できるツールであること
3. BIツールの候補
まずは、以下の有名なBIツールについて、機能面 ・ ユ ーザビリティ ・ コストを調査しました。
- Power BI
- Tableau
- Looker
- Qlik Sense
- Domo
- QuickSight
- MotionBoard
- LaKeel
調査の結果、Azureとの親和性が高いPower BIに絞り、さらに詳細な調査を進めました。
4. Power BIの調査結果
Power BIは機能が豊富で魅力的ですが、以下の課題がありました。
- 開発者ライセンスはPPU以上が必要
- Microsoft Fabric環境が必須
- コストが高い印象
- 社内申請や承認に時間がかかる
今回のデータ分析には、Power BIはオーバースペックになる懸念が出てきました。
= Power BI について =(2025.11月調査)
5. OSSに着目
そこで、OSS(オープンソースソフトウェア) に着目し、BIツールを選定することにしました。
調査対象は以下の通りです。(表2:OSSツール調査結果)
- Metabase
- Apache Superset
- Grafana
- Redash
- Kibana
6. 選定の決め手
最終的に選んだのは Metabase です。理由は以下の通り。
- OSSであり、ライセンスコストがゼロ
- UIがシンプルで直感的
- Dockerで簡単に社内環境へ構築可能
- ダッシュボード共有機能が便利
- データベース接続やフィルタ、グラフ作成がGUIで直感的に操作可能
こうした理由から、Metabaseを採用するという結論に至りました。
まとめ
今回のBIツール選定のポイントは 「コスト」「使いやすさ」「構築のしやすさ」 でした。
そのため、私たちはOSSのMetabaseを選びましたが、用途や環境によって最適な選択肢は変わります。
今後は、生成AIの利用促進につながるダッシュボードを実際に構築していきます。
次回は、ダッシュボードを活用したデータ分析の結果についてお伝えできればと思います。
乞うご期待!





