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ネットワーク学校の振り返り 4/n

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前回記事はこちら

EtherChannel・HSRP

EtherChannel

リンクアグリゲーションのこと。
=何本かのネットワークケーブルをまとめて、1本の太いケーブルのように使う技術のこと。
スイッチの設定をする際に、「このポートはchannel-group○○に所属させる」というようなコマンドを打つ。
例えば、スイッチ①②の2つがあるとして、EtherChannelが両方で有効化されている場合、その2つのスイッチを繋ぐケーブルはEtherChannelが使われているということなので、 ネットワーク通信が速く!冗長的に! なる!

HSRP(Hot Standby Router Protocol)

もしものときのために、予備のルーターを待機させておく仕組みのこと。

このHSRPを使う時に出てくるワードはこちら。

用語 わかりやすく言うと
アクティブルーター 今、実際に動いてる本番のルーター
スタンバイルーター 待機中の予備ルーター
仮想IPアドレス パソコンたちが「出口」として使う共通の住所

HSRPを使うと、アクティブルータとスタンバイルータが「スタンバイグループ」を作る。
基本的にはアクティブルータがルーティングをしているが、もしアクティブルータが落ちた場合はスタンバイルータが即起動して対処してくれる!

アクティブルータ

アクティブルータになるか、スタンバイルータになるかは、優先順位(Protprity)で決まる。
優先順位が高い方がアクティブルータになる。

仮想IPアドレス(VIP, Vertual IP address)

アクティブルータで設定するIPアドレス。
アクティブルータとスタンバイルータ間で共通のIPアドレスを持つことができる。
これを設定することで、もしアクティブルータが故障した場合も、スタンバイルータの方に通信が移り、問題なく動作し続けることができる。

SNMP(Simple Network Management Protocol)

ルータ、スイッチ、サーバなどTCP/IPネットワークに接続された通信機器に対し、ネットワーク経由で監視、制御するためのアプリケーション層プロトコル。

ルータやスイッチで以下の設定をすると仮定する。
それぞれの説明を記載する。

Router1(config)#snmp-server community AIUEO rw
  • SNMPの「コミュニティ名(パスワードのようなもの)」として AIUEO を設定している。
  • rw は「読み書きOK(read-write)」の意味。

これ1行では、AIUEO というキーワードを使う人には、この機器(Router1)の設定変更も許可するという設定。

Router1(config)#snmp-server enable traps
  • SNMPトラップ(自動通知)を有効にしている。

これ1行では、この機器(Router1)でトラブルが起きたときに、自動的に通知を送れるようにする設定。

Router1(config)#snmp-server host 25.30.25.1 traps version 2c AIUEO
  • SNMPトラップ(通知)を送る相手を 25.30.25.1 に設定。
  • SNMPのバージョンは v2c(まだよく使われているが暗号化なし)。
  • コミュニティ名(認証用)は AIUEO。

これ1行では、トラブルがあったら、25.30.25.1というPCやサーバーに、SNMPトラップで通知を送るよという設定。

上記の設定をすると、以下のようなことが可能になる。

  • ルーターのインターフェースがダウンしたら、25.30.25.1の監視サーバーに通知が届く。
  • AIUEO というパスワードを知っている人なら、SNMPを使って設定変更も可能になる。

参照

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