つまり
OmegaTのOmegaT.app/Contents/MacOS/OmegaT.sh
を編集する。
経緯
公式サイトにOmegaT 技術情報:Macintosh での MS Translator の設定という文章があり、plist.info
を更新せよと書いているが <key>Properties</key>
を見つけることができない。いろいろ試すがうまくいかず、下記のメッセージが表示されてしまう。
Microsoft Translator のクライアント ID または顧客の秘密は省略できません。OmegaT 取扱説明書を参照してください。
<Microsoft Translator>
そして、さんざん検索したあげく、やっと見つけたのが次のページ。
How and where to insert Google Translate API key in OmegaT 3.1.3 (Mac OSX 10.9)?
これに従って修正してやっと動くようになった。
Microsoft Translator API 使用手続き
- Microsoft Azure Marketplace にログインし,サブスクリプションを登録する。(2,000,000 文字/月の無料プランで通常は充分。)
https://datamarket.azure.com/dataset/bing/microsofttranslator - アプリケーションを登録し,
クライアントID
と,顧客の秘密
を控えておく。
https://datamarket.azure.com/developer/applications
修正方法
- OmegaT 実行ファイルを右クリック(Command+クリック、2本指タップ)し、[パッケージの内容を表示]を選ぶ。
-
OmegaT.app/Contents/MacOS/OmegaT.sh
を編集する。
OmegaT.sh修正前
# Microsoft Translator credentials
#MS_CLIENT_ID="-Dmicrosoft.api.client_id=xxxxx"
#MS_CLIENT_SECRET="-Dmicrosoft.api.client_secret=xxxxx"
- MS_CLIENT_ID= と MS_CLIENT_SECRET= のコメントの # を除去し、xxxxx の部分に,
クライアントID
と顧客の秘密
を設定する。
OmegaT.sh修正後
# Microsoft Translator credentials
MS_CLIENT_ID="-Dmicrosoft.api.client_id=クライアントID"
MS_CLIENT_SECRET="-Dmicrosoft.api.client_secret=顧客の秘密"
- 修正した
OmegaT.sh
ファイルを保存する。
使用方法
- OmegaT を起動する。
- [設定]→[機械翻訳]→[Microsoft Translator]をチェックする。
- 文節を選択すると、機械翻訳ウィンドウに翻訳結果が表示される。
-
Command+M
を押すと,機械翻訳の結果が訳文に設定される。