0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

ぎりぎり使えるLocal TTS & STT (OpenWebUI編)

Last updated at Posted at 2025-10-26

どうでもいい話

 OpenWebUIを使っているのですが、なんというか喋って欲しいし、聞いてほしい。
 でもOpenWebUIは(私のトライアルでは)GPUビルドではエラーが出ますし。STTはCPUでは、レスポンス的に問題です。
 どれもこれもうまく動かないとか、実用レベルでないとか。そもそもうまく動かないのでOpenWebUIの設定があっているすらよくわからなくなってしまいました。
 2週くらい、これがだめ、あれがだめ、と動くものを探しました。。。

TL;DR

下記のものは動きました。
・STT(Speech-to-Text)
https://github.com/ggerganov/whisper.cpp.git
・TTS(Text-to-Speech)
https://github.com/nichiki/voicevox-openai-tts

STT(Speech-to-Text)の動作状況

こちらはほぼトラブルなく動きました。
https://github.com/ggerganov/whisper.cpp.git
です。作成者の方ありがとうございます。
Docker内にインストールしました。
ハマりポイントは
--inference-path "/v1/audio/transcriptions"
をつけないとOpenAI APIが有効にならないところです。

モデル ggml-large-v2-q8_0.bin
GPUメモリ 2.5GB
でした。

CPUでも試してみましたが、レスポンス的に実用ではない感じです。
whisperをpipでインストールするタイプのは、私の環境ではうまく動かせませんでした。
マニュアルでインストールのトライもしてみましたが、whisperを入れることすらできませんでした。なんで・・・。

感触的に
ggml-large-v3-turbo-q8_0.bin
より
ggml-large-v2-q8_0.bin
のほうが、認識率がいいような気がします。
ただ、v3のほうがGPUのVRAM使用率が低いので苦しいときはv3でもいいかもしれません。

どちらにせよGPUにオフロードするのは一瞬の割にメモリは確保しっぱなしになるので、GPU二枚にして安いGPUに割り当てるのもいいと思います。

TTS(Text-to-Speech)の動作状況

デフォルトではトラブルなく動きました。
https://github.com/nichiki/voicevox-openai-tts
です。作成者の方ありがとうございます。

GPUメモリ 3.5GB
でした。

CPUでも試してみましたが、同じくレスポンス的に実用ではない感じです。喋り出すまでに何十秒もかかります。
なお、こちらは、出力ポートを変更したくて、ポート番号箇所をgrepで探して打ち替えたのですが動きませんでした。。。わかる方教えてください。。。

こちらも、GPUにオフロードするのは一瞬の割にメモリは確保しっぱなしになるので、GPU二枚にして安いGPUに割り当てるのもいいと思います。

OpenWebUIの設定

 エンジンのところに http://localhost:XXXX/v1
 とKeyを適当に入れれば動きました。

”ハンドコーディングという言葉の意味について教えて”と言ってみました。

image.png

ご視聴とはいってないんだけど。。。
めたんちゃんが教えてくれました。

+----------------------------+
| Processes: |
| GPU GI CI PID Type Process name GPU Memory |
| ID ID Usage |
|============================|
| 0 N/A N/A 66056 C /opt/voicevox_engine/run 3454MiB |
| 1 N/A N/A 11899 C ....cpp/build/bin/whisper-server 2580MiB |
+----------------------------+

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?