71歳の... M5Stack用ミニキーボード「CardKB」をUNO、ESP32、ESP32-S3で使ってみて解ったこと。

　ESP32ボードなどへの直接文字入力法の選択肢の一つとして購入、３種類のボードで試してみました。

１．UNO互換機
２．FREENOVE ESP32-WROVER-DEV (with Camera)
３．FREENOVE ESP32-S3 WROOM (with Camera)

　結構、簡単に動作しました。ただし、バージョン変更のためか、購入サイトの記載と、記号や大文字の打ち方が違っており戸惑いました。次のようにして出来ました。通常のPCキーボードのように「修飾キーを押しながら」では何も入力できませんでした。

記号	修飾キー	LED
記号	Sym2回連続押し	緑に点灯	Symbol Key?
大文字	↑2回連続押し	赤に点灯

　接続に関して。ネットには、I2CのSDA、SCLピンに対し「10KΩでプルアップの必要が」という情報も。しかし、なくても動いてくれました。具体的には次のように接続しました。

各ライン(2mmピッチコネクタ)	UNO	ESP32	ESP32-S3
SCL(白)	SCL A5	22	1(変更可)
SDA(黄)	SDA A4	21	2(変更可)
電源(赤)	3.3V	3.3V	3.3V
GND(黒)	GND	GND	GND

　スケッチは、どのボードでもほぼ全く同じものでよかったです。もちろん、接続ピンはそれぞれ上記のようにします。そして、１行のみ次のように変えます。
UNO、ESP32 では、

Wire.begin();

ESP32-S3 では、

Wire.begin(2, 1); // (SDA_Pin, SCL_Pin)

私の場合はこれで動作しました。。スケッチ全体は次のようです。

#include <Wire.h>
#define CARDKB_ADDR 0x5F
void setup() {
  Serial.begin(115200);
  Wire.begin(); // Wire.begin(2,1) // (SDA, SCL) only with ESP32-S3
}

void loop() {
  Wire.requestFrom(CARDKB_ADDR, 1);
  while(Wire.available()) {
    int c = Wire.read(); // receive a byte as characterif
    if (c != 0) {
      Serial.print((char)c);
      Serial.print(":");Serial.println(c, DEC);
    }
  }
}

　最後まで見ていただきありがとうございました。