こんにちは、Miyuです。私は某小売業の会社で人事を担当しています。今回Teachable Machineで回収書類の押印漏れチェックを確認することにしました。
背景
私の業務のひとつに「勤怠対策書の回収」というものがあります。これは毎月勤怠関係でルールを守れなかった人・店舗(例えば、社会保険に入っていないパートさん・アルバイトさんに社会保険加入条件に当てはまるまで(8,800円以上の給与かつ月87時間以上労働)働かせたなど)に対策書、簡単にいうと反省文みたいなものを提出してもらうものになります。下の写真は個人情報含んでしまうので黒塗りしており見にくいかと思いますが、実際提出してもらっている対策書のひとつになります。
私が所属している人事総務部が管理している店舗数は60店舗ぐらいで毎月80~100名の方が回収対象者となっています。すべての項目を記載・押印していただき私宛に提出のフローとなっていますが、たまに右上の「部室店長」からの押印がない書類を提出されることがあります。毎月その度に店舗へ返送しまた再送してもらう手間を省くため今回パッとみて押印漏れてないか確認できるようなものを作ってみたいと思い今回作りました。
作ったものはこんな感じ
押印あり・なしで反応させてますが、印鑑のインクが薄かったせいか「問題なし」の反応がすこし悪かったです。
使用したツール
- Teachable Machine
- Codepen
制作方法
まずTeachable Machineにログインして画像で学習を行います。
上記のように画像をウェブカメラで撮影しサンプルをあつめます。
次に横の「モデルをトレーニングする」ボタンを押します。
トレーニングが完了したらプレビューで見ることができます。
そのあとプレビューの横にある「モデルをエクスポートする」ボタンを押し、リンクをコピーします。
やりたかったこと・あとがき
本来は押印だけでなく他の記載欄も無記入で提出されることもあるのでサンプルを集めて実施目標でしたが、押印同様にインクの濃い・薄いなど筆圧等でトレーニングがうまく行えず、サンプルのデータだけ重くなり保存できないなどの不都合が発生したので断念しました。今後は業務の洗い出しをしつつ店舗で使える判別アプリが制作できるといいなと思っています。