1. HTML とは
HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページの骨組みを作るための言語で、ウェブサイトの**部品(見出し・文章・画像・ボタンなど)**を作る役割を担ってる。
2. CSS とは
CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLで作られたページのデザイン(見た目)を整えるための言語。
HTMLが「家の骨組み」なら、CSSは「壁紙や家具などの装飾」のようなもの。
3. JavaScript とは
JavaScriptは、ウェブページに動きをつけるためのプログラミング言語。
HTMLが「骨組み」、CSSが「デザイン」なら、JavaScriptは「動きや機能を追加するエンジン」のようなもの。
4. ECMAScript とは
ECMAScript(エクマスクリプト)は、JavaScriptのルール(仕様)を決めたもの。
JavaScriptは、もともと自由に開発されていましたが、ルールを統一するためにECMAScriptという基準が作られた。
ECMAScript 2015(ES6)以降について
ECMAScriptは定期的にアップデートされており、特に**ECMAScript 2015(ES6)**以降は、モダンな書き方が導入された。JavaScriptを学ぶときは、ES2015(ES6)以降の書き方を使うようにする。
ES6以前とES6以降の違い👇
🔹 変数の宣言
ES6以前(古い書き方)
var name = "佐藤";
ES6以降(推奨される書き方)
let name = "佐藤"; // 変更可能な変数
const age = 25; // 変更できない定数
🔹 関数の書き方
ES6以前(古い書き方)
function hello() {
return "こんにちは!";
}
ES6以降(アロー関数)
const hello = () => "こんにちは!";
🔹 テンプレートリテラル(文字列の扱い)
ES6以前
let name = "佐藤";
console.log("こんにちは、" + name + "さん!");
ES6以降
let name = "佐藤";
console.log(`こんにちは、${name}さん!`);
→ 「`(バッククォート)」を使うことで、文字列を簡単に組み立てられる!
5. データ型とは
データ型(Data Type) とは、プログラムで扱う値の種類のこと。
もし型がなかったら、数値か文字列かわからず、プログラムが正しく動かなくなる 可能性がある。
データ型を正しく選択することで、メモリの使用量を最適化できるため、パフォーマンスの向上に寄与する。
6. JavaScriptのデータ型の種類
- number(数値)
- string(文字列)
- boolean(真偽値)
- null(ヌル)
- undefined(未定義)
- symbol(シンボル)
- object(オブジェクト)
6. DOMとは
DOM(Document Object Model、ドキュメント・オブジェクト・モデル)は、Webページ(HTML)をプログラムで操作できるようにする仕組みのこと。
簡単に言うと、「Webページの地図」みたいなもので、ページ内のタグ(HTML要素)をプログラムで変更したり、追加・削除したりするために使う。
ブラウザに表示された Webページの内容(HTML)をJavaScriptで操作できるようにするためにある。
7. npmとは
npm(エヌピーエム) は、Node.jsを使うときに便利なツールやプログラムを管理するためのシステムのこと。
どのライブラリを使ったかpackage.jsonというファイルに記録して、後で簡単に同じ環境を再現できるようにしてくれる。
8. 非同期処理とは
まず、同期処理(順番に進む処理)とは、1つの処理が終わるまで、次の処理を待つというルールのことで、非同期処理(待たずに進む処理)
処理を待たずに、別の作業を同時に進められる仕組みのこと。
非同期処理を使えば、データを待っている間に他の部分を表示できたり、ダウンロード中にページの他の部分を表示できる。