今回はPayPal Rest APIを利用して、Transactionデータを取得して、ファイルシステムに保存してみようと思います。
Sharperlightには開発者向けに様々なJavaScript関数が用意されています。それらの関数を使用してJavaScriptコードを書き、スケジューラのタスクとして定義してみようと思います。
初めは、Tokenやクエリーパラメータは固定として基礎となるコードを作成します。
認証やデータ取得方法については以下のページを参考にしました。
また認証やデータ取得のリクエストの検証にはPostmanを利用しました。まだこの記事の段階ではTokenはPostmanで取得したものを貼り付けて使用しています。
ではSharperlightアプリケーションメニューからスケジューラを起動します。
スケジューラが起動したら、新規
ボタンでタスクの作成を開始します。
タスクダイアログの一般
タブでは、例えばこのようにコード、グループ、説明を記入します。
アクション
タブに移動します。ここで実際にリクエストを発信して、Transactionデータを取得します。新規
アイコンを利用して、JavaScriptタスクの作成を開始します。
このようにJavaScriptタスクが追加されるので、コードと説明を記入します。そして中央のスクリプト欄にJavaScriptコードを書いていきます。
今回のコードはこのようになっています。transaction_Get 関数を作成しました。
取得したデータはPayPal_Transaction.json
という名称でCドライブのTemp
フォルダに保存します。
コード中央 Bearer
の後がTokenです。パラメータには以下のものを使用しました。
start_date、end_date、fields、page_size、page
コードの下部に見える二つの関数、lib_sys.urlContent.Get 関数はGETリクエストを発信するための関数で、lib_sys.io.file.WriteAllText 関数は、取得したデータをファイルを書き出すための関数です。
コードが完成したら接続テスト
ボタンでコードの検証を行います。
期限切れTokenを使用したので、このようなエラーとなりました。
Postmanで新しいTokenを取得し、それを使用します。
今度はエラーが発生しませんでした。
ファイルは作成されているかな?CドライブのTemp
フォルダを覗いてみます。
ありましたね
開いてみましょう。Visual Studio Codeで開くときちんとフォーマットして表示してくれますよ。上手く取得できましたね。
今回はここまで...
では、失礼します。