この記事は「【マイスター・ギルド】本物のAdvent Calendar 2022」11日目の記事です。
はじめに
font-familyに関する記事は多々あり、どの記事を読んでも決定打に欠ける印象です。
そこで正解は求めず、ここでは2023年の個人的指標を決定します。
今回は欧文フォントは置いておき、日本語ゴシックフォントに焦点を当てます。
各OS主な標準フォント
まずOSに標準搭載されている主な日本語フォントを見てみます。
Windows | macOS | iOS | Andoroid |
---|---|---|---|
・游ゴシック ・メイリオ |
・ヒラギノ角ゴ ・游ゴシック(非搭載のOSもあり) |
ヒラギノ角ゴ | Noto Sans JP |
調査してみた
無作為に20サイトを選び、最優先されているフォントを調査してみました。
游ゴシック | メイリオ | ヒラギノ角ゴ | Noto Sans JP |
---|---|---|---|
4サイト | 1サイト | 6サイト | 6サイト |
メイリオが不人気で、他は差がありません。
各サイトのfont-family設定を見てみると
游ゴシック以外を最優先しているサイトは游ゴシックの優先度は一番低く設定しています。
游ゴシックかすれて見える問題を避けていたり、他のフォントと印象が違うからでしょう。
この事から游ゴシックorそれ以外という考え方がありそうです。
実際に組んでみる
4つのフォントを見比べてみます。
游ゴシック Regular
Regularだと細いですね。
游ゴシック Medium
使用するならMedium。 字面が小さめでスタイリッシュな印象です。長文も読みやすそうです。
メイリオ Regular
字面が大きくパキッとしてます。
今回調べた中では不人気でしたが一定数ファンもいるとか。
ヒラギノ W3
ヒラギノはAppleのイメージでしょうか。
ただしAppleのWebサイトはSF Pro JPが使われいてます。
Noto Sans JP Regular
組んだ時の黒みが強い印象を受けます。使いやすいですね。
結論
ZEN角ゴシックNew
調査した20サイトでは使用されてませんでしたが、
GoogleFontsに追加されたのが2021年ですので、これから流行るかもしれません。
クセなく読み疲れしなさそうです。ウェイトも揃っています。
個人的に2023年はZEN角ゴシックNewに決まりました。
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