概要
プログラム開発やPC作業の効率がアップする、誰でもできそうな方法をまとめてみました。
目次
作業全般
開発関連
PC操作関連
その他
作業全般
生成AIを活用する
学習や考える力を育むことは度外視して、作業効率のみの観点からいうと、生成AIに任せられる作業は多くあります。
例えばPGのリファクタリングや、大事な資料の文章の校正、ネットで検索してもなかなか見つけ辛い情報を聞くこともあります。
個人的には開発関連の作業を行う場合はPhind、文章の校正はChatGPT、資料作成にあたって必要な画像の生成はCopilotやGemini を活用しています。
ただし活用した後は自分の目でしっかりと再精査することが必要です。
デュアルディスプレイで作業する
お金が掛かるので必ずというのは難しいですが、デュアルディスプレイで作業をするとかなり作業効率があがります。他の画面で資料を映しながらもう一方の画面で作業をする、という形がとれるからです。シングルディスプレイだと、例えば資料を見て閉じて作業用の画面を映しての繰り返しになりますが、この画面の切り替え操作は作業時間トータルでみると、意外にも時間がとられています。デュアルディスプレイにすることで画面の切り替え操作の頻度も最小限にすることができます。
また打ち合わせ等で画面共有する際も、共有していない画面にカンペを表示させておくようなこともできます。
開発関連
開発に使用しているIDEの拡張機能をインストールする
開発で使用しているIDEは「Visual Studio」や「VSCode」、「Eclipse」や「Xcode」等、様々あると思います。
そのIDEで適用できる拡張機能 (プラグイン) は、開発効率がアップするものが沢山あります。
参考:
テキストエディタを導入する
例えばWindowsだと、最初は「メモ帳」くらいしか使用できないです。
テキストを効率よく編集するために、テキストエディタを導入すると作業効率がアップします。
テキストエディタでは正規表現を使用できるものも多く、パターンマッチングや、文章の必要な部分の抽出が効率的に行えます。
代表的なのはサクラエディタや秀丸、Emeditorなどがあります。
開発効率がアップしそうなツールを導入する
一つ上のテキストエディタの導入に近いですが、開発効率がアップするツールも色々とあります。このようなツールを導入することで、ぐんと効率がアップしたりします。
参考:プログラム開発関連の仕事に訳立ちそうなフリーツールのまとめ
PC操作関連
スタートアップを活用する
スタートアップ機能とは、パソコンを起動した際に特定のアプリを自動で起動できるようにする機能です。「スタートアップ」フォルダの中に起動したいアプリのショートカットを入れることで設定することができます。
Windows10だと以下に配置されていると思います。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\スタートアップ
このフォルダの中に、PC起動時に自動で起動したいアプリのショートカットを配置します。
エクスプローラーのクイックアクセスを活用する
エクスプローラの左側にクイックアクセスというものがあります。
利用頻度が高いフォルダをピン留めすることができるので、エクスプローラを開いたらすぐにピン留めしたフォルダにアクセスできるようになります。
Windows11はエクスプローラにもタブ機能が搭載されましたが、Windows10まではタブ機能はないため、有効活用することで作業効率が上がります。
ショートカットキーを覚える
よく使用するマウス操作についてショートカットキーを覚えておくことで、キー入力だけで対応できるため、作業時間の短縮になります。
自動化を行う
バッチファイルを作成する技術がある場合、よく使用するマウス操作でバッチファイルなどで自動化できるものは自動化すると効率的です。作成方法を知らなくても、少し調べると簡単なバッチファイルの作成方法は調べることができます。
Office製品だとマクロを使用するのも良いです。私も大事なファイル群のバックアップを取るための操作はバッチファイルのダブルクリックのみですぐ完了できるようにしています。
ただ自動化できそうでも、たまにしか操作しない作業を自動化するとコードを書く方の手間だけが掛かってしまうので、その部分の兼ね合いは考慮が必要です。
また、RPAツールが使用できるならそれも取り入れても良いかもしれません。
ファイルを探す手間を省く
フォルダ構成を見直して、ファイルを探す手間を省くアプローチも良いと思います。例えば担当案件用のフォルダと社内の事務関連のフォルダを分けておき、その中でさらに詳細にフォルダを分けておくような感じです。そうすることでフォルダ群が整理され、特定のファイルを辿りやすくなります。ただ例えば急いでいるときに沢山資料共有され、それぞれのフォルダに振り分ける時間が惜しいという場合もある (?) かと思います。そういう場合は「とりあえず」というような名前のフォルダを配置しそこに一旦資料を置いておき、また時間があるときにそのフォルダ内の資料を整理する形も良いかと思います。
他にファイルを探す手間を省くには、Windows画面左下の検索ボックスにファイル名を入力して直接検索する、という方法もあります。これはファイル名を覚えている場合に有効です。
その他
PC起動時にログインした後、「ようこそ」画面からデスクトップ画面への移行が遅いとき
効率という側面から少し離れるかもしれませんが、自分はPCを起動してWindows10でログインした後、「ようこそ」の表示が40分程度続き、その後やっとデスクトップ画面へ移行するという現象がありました。この現象は下記パスの一時ファイル (Tempファイル) を削除することで、「ようこそ」が表示される時間を数分程度に抑えることができました。
C:\WINDOWS\Temp
C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp
ただPCを使用していくうちに一時ファイルは溜まっていくので、定期的に削除する対応が必要です。
参考: