概要
応用情報技術者試験で出題されるプリンタの種類について纏めました。
概要と、イメージを掴みやすくするためのyoutube動画のリンクを纏めています。
目次
インクジェットプリンター
概要
1867年にウィリアム・トムソンがインク滴 (しずく) に対する荷電実験を行ったことが起源とされている。
歴史自体は古いが、プリンタとして普及しはじめたのは1980年代の中ごろから。
1976年にIBMが発表したIBM 6640 が最初のオフィス用インクジェットプリンタのひとつといわれる。
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仕組み
感熱式プリンタ
概要
1965年にアメリカのジャック・キルビーによって考案された。
1969年にテキサス・インスツルメンツ社が発売したコンピュータ用端末機Silent 700には、世界で最初の感熱式プリンタが搭載されていた。
サーマルプリンターとも呼ばれ、熱の力で紙に印字を行う。
紙は「感熱紙」と呼ばれる、熱が加わると色が変わる紙を使用する。
レジでのレシート印刷や、商品の製造ラインで賞味期限やロット番号の印字によく用いられている。
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ドットインパクトプリンター
概要
ドットプリンターとも呼ばれる。
印字イメージとしては、タイプライターがよくあげられる。タイプライターと似た考え方で、点を打ち点の集合で文字を表している。
1990年ごろまではオフィスでは主流のプリンタだった。だがその後レーザープリンタが登場したことにより、オフィスから徐々に姿を消すことになる。
1980年10月にEPSONが発表したMP-80が、安価で購入可能な最初のドットインパクトプリンタといわれている。
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レーザープリンター
概要
1970年代にゼロックスパロアルト研究所で発明された。
1976年にIBMが発表したIBM 3800が最初の商用レーザープリンターといわれる。
よくインクジェットプリンタと比べられるが、印字速度は基本的にインクジェットプリンタより短い場合が多い。また、インクジェットプリンタと比べても印刷の原理も複雑である。
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