皆さん、こんばんは。
今夜の名古屋は雪です。
2020年12月15日はオープンソースの世界の新たな歴史がまた一つ刻まれた日になりました。
Linux FoundationのOSSライセンスコンプライアンスの標準であるOpenChain2.1が、
ISO/IEC 5230:2020が国際規格として承認されたことが、
日本時間の15日夕方から16日午前中にかけて6ヶ国語で次々とプレスリリースされたのです。
オープンソース標準のISO化は14年間のLinux Foundationの歴史の中ではじめてのことです。
(原文)[ISO/IEC 5230:2020 Is The International Standard For Open Source Compliance]
(https://www.einpresswire.com/article/532725924/iso-iec-5230-2020-is-the-international-standard-for-open-source-compliance)
(日本語版)オープンソース コンプライアンスの国際規格 ISO/IEC 5230:2020
ISO/IEC 5230:2020は、
「組織がライセンスを遵守してオープンソースソフトウエアを適切に利用するための仕組み」について
規定されており、組織が各項目の要求を満足する場合認証を取得することができます。
今回のISO化と共に、トヨタ自動車がISO/IEC 5230適合を発表した初めての企業になったこともプレスリリースされました。
(原文)
Toyota Is The First Company To Announce Adoption Of ISO/IEC 5230, The International Standard For Open Source Compliance
(日本語版)
[トヨタ自動車株式会社がオープンソースコンプライアンスの世界標準であるISO/IEC 5230適合を発表した初めての企業に]
(https://www.einpresswire.com/article/532723669/iso-iec-5230)
OpenChain Projectについて詳しく知りたいという方は
・OpenChainの活動については昨年のOpenChain JWG Qiita Advent Calendar
・ISO標準については本年のOpenChain JWG Qiita Advent Calendar
でプロジェクトメンバーが解説していますのでご覧ください!