MDMの参照データをData Quality用のディクショナリとして利用できます
MDM SaaS内のReference 360では参照データを作成することが可能ですが、実は作成した参照データをData Qualityから呼び出して、データ品質のディクショナリとして利用することが可能です。
例えば、MDM SaaS内で以下のような国コードの参照データがあるとします。
この国コードの参照データはもちろんMDM SaaS内で利用することは可能です。
参照データは、マスターレコードの品質を担保するために、国コードのような参照レコードを使用し、マスターレコード内のデータの表記ゆれを防ぐ目的で利用されます。
InformaticaのMDM SaaSでは、MDM内に作成したこのような参照データを、データ品質機能から参照させ、様々なデータの標準化を支援することが可能です。
MDM内の参照データをData Qualityから参照させるための手順
1. MDMのReference 360の機能で参照データを作成する
2. Data Quality内の「クレンジング」部品を選択
3. 値の置換のステップを定義
4. 値の置換のモードを以下の何れかを選択
5. MDMのReference 360で作成した参照データを選択する
これらの辞書は、Data Qualityから読み取り専用アセットとしてアクセスされます。MDM Reference 360 で辞書を作成することで、 Data Qualityにおける参照データの重複が排除され、辞書用の標準化された参照データの唯一の信頼できるソースとして機能することが保証されます。





