Polkadotのエコシステムには
- Validator
- Nominator
- Collator
- 釣り人(界隈ではフィッシャメーンと呼ばれる)
が存在しており、それぞれがコンセンサスシステムを支える重要な役割を担っています。
今回はその中でも最も大切なValidator(検証する人)になって、その名の通りブロックを検証していきます。
最終的にはPolkadotで自分のノードが検証したブロックが生成されるのを見て楽しむことができます。
結構長いので3部建てでお送りします。
###1. AWSで環境構築(今回)
###2. ノードを立てる
###3. Polkadotでアカウント作成 Validatorになる**
##1) AWSで環境構築
Localで環境構築はやめましょう。
Localパソコンでもいいですが、ずっとノード走らせないといけないのでクラウドを使いましょう。
一番めんどくさいパートですが、AWSは義務教育の一環ですしみんな詳しいと思うのでちゃっちゃとやってきます。新規アカウントは1年間の無料期間付いているのでそれでやります。
いらない人はDocker環境構築まで飛ばしてください。
ちなみにRun an Ethereum Node on AWS for Freeを参考にしました。(英語なので英語アレルギーの方は気をつけてください)
##無料インスタンスを作る
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AWSに登録してEC2インスタンスを開始
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ディスクサイズは無料の30GBを選択(ParityのステイトツリーPruningを使うので容量は現状は全然いらない!詳しく)
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セキュリティグループはTCPとUDPのポート
30303
を空けておきましょう。(30303はノードを外部から見つけられるようにするためのデフォルトポート)SSHのソースはあなたのIPアドレスを入力。
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sshキーpemファイルを
~/.ssh/
に保存。
##SSHでdocker環境構築
- SSHでAWSにアクセス。
$ chmod 600 ~/.ssh/<ssh-key-name>.pem
$ ssh -i ~/.ssh/<ssh-key-name>.pem ubuntu@<インスタンスのパブリックIP>
- SSH接続後、dockerをインストール(ここからはLocalも同じ手順です。)
詳しくはDocker公式ページ参照。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install \
apt-transport-https \
ca-certificates \
curl \
gnupg-agent \
software-properties-common
$ curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo apt-key add -
$ sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://download.docker.com/linux/ubuntu artful stable"
$ sudo apt-get install -y docker-ce
以上、AWSでのDockerの環境構築でした!
次は今回作ったノード上でPolkadotを実際に動かしていきます。