今回の資料
Windows10Homeのパワー不足なPCで、Dotnet開発をしてみる回です。
(AMD-RADEON 2コア1.6Ghz、メモリ4Gbyte、SSD64G)
Visual Studio でも、何とか動作するぐらいです。
(Hellow World を実行して、1分程度待たされるレベルです…)
環境構築(Dotnet SDK)
以下のURLの「全.NET9.0ダウンロード」から、バイナリーで取得します。
(Installerを実行可能であれば、Download&Install作業でも構いません)
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download
取得したZIPファイルを解凍します。
環境構築(Visual Studio Code)
Visual Studio Code は、下記のURLから取得してINSTALLします。
https://code.visualstudio.com/download
初期起動では、英語になっているので、日本語に変えてしまいましょう。
拡張機能(EXTENSIONS)の機能から、「japanese」を検索し、「Japanese Language...」を青い「INSTALL」ボタンで導入します。
INSTALL後、「Change Language and Restart」のボタンから、VSCを再起動すると日本語になります。(普通に再起動でOKです)
ターミナルから、DotnetSDKのpathが正しく設定されているか確認しておきましょう。
バージョンが正しく表示されれば、環境構築はOKです。
利用していると、画面右下に、以下のポップアップが表示される事もあります。
推奨ですので、INSTALLしましょう。(無くても問題無いです)
Dotnetで利用するコマンド
1)プロジェクトを新規に作成
dotnet new webapi --output "d:\test\pj\webapi1"
「webapi」のテンプレートを元に、新規にプロジェクトを作成します。
2)利用できるテンプレートの一覧表示
dotnet new list
プロジェクト作成時に指定可能なテンプレートの一覧が表示されます。
※ プロジェクト作成時に利用するテンプレート名は、一覧の「短い名前」です。
3)ビルドと実行と発行 (プロジェクトのルートフォルダでコマンド実行)
dotnet build
dotnet run
dotnet publish -c Release -o "d:\test\pj\webapi1\pub"
このぐらい使えれば、とりあえず、問題ないですね。
Visual Studio Code でWebAPIを作って実行
ターミナルから、Dotnetコマンドでプロジェクトを作成しましょう。
dotnet new webapi --output "d:\test\pj\webapi1"
作成されたプロジェクトのルートフォルダをVSCで開きます。
テスト実行したいときは、ターミナル画面で、
dotnet run
と入力し、ENTERで実行できます。ターミナルにURLが表示されています。
ブラウザでアクセスして確認しましょう。WebAPIで用意されているパスは、「/weatherforecast」です。
テスト実行を終了する時は、ターミナルで「CTRL+c」キーで強制終了が可能です。
Visual Studio Code でBlazorを作って実行
ターミナルから、Dotnetコマンドでプロジェクトを作成しましょう。
dotnet new blazor --output "d:\test\pj\blazor1"
作成されたプロジェクトのルートフォルダをVSCで開き実行してみましょう。
表示されたURLをアクセスしてみましょう。
正常に表示されればOKです。
Visual Studio Code のプロジェクトをIISで公開
blazorで確認しましょう。
ターミナルから、Dotnetコマンドでプロジェクトを発行しましょう。
dotnet publish -c Release -o "d:\test\pj\blazor1\pub"
(パソコンの性能が低いので、5分ぐらい待たされましたが正常終了しました)
ここから先のIISの準備等は、前回の Visual Studio と同じですね。
お疲れさまでした~。