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【Laravel】ルート定義で使う「get」「post」「put」「putch」「delete」を使い分けるためにすること

Last updated at Posted at 2020-08-05

まずは、ルート定義の「HTTP 動詞」についておさらい。

Laravel では、複数の HTTP 動詞に対応したルートを登録することができます。例えば routes/web.php

routes/web.php
Route::get('/', [SampleController::class, 'index']);
Route::post('/', [SampleController::class, 'post']);
Route::put('/', [SampleController::class, 'put']);
Route::patch('/', [SampleController::class, 'putch']);
Route::delete('/', [SampleController::class, 'delete']);

と、このような感じで、同じ URI でも get , post , put , patch , delete の複数の HTTP 動詞に振り分けてルートを定義することが可能になります。

上記の例では、いずれのルートも / がマッチする URI となっていますが、Route:: の次にくる HTTP 動詞によって、適応されるルートが異なってきます。

GET 動詞が付くルートにアクセスするには

GET 動詞が付くルートにアクセスするには、普通にブラウザから URL を入力すると、GET リクエストでのアクセスとなりますので、GET 動詞の付くルートが適応されます。フォームを使用しなければ、だいたい GET リクエストのアクセスなので想像しやすいと思います。普通に a タグのリンクで遷移するのも GET リクエストです。

POST 動詞が付くルートにアクセスするには

POST 動詞が付くルートにアクセスするには、HTML フォームの method 属性に POST を指定して送信してください。

<form action="/foo/bar" method="POST">
    <input type="text" name="hitokoto">
    <input type="hidden" name="_token" value="{{ csrf_token() }}">
</form>

上記のようにフォームタグの method 属性の値が POST になっています。これによってPOST動詞が定義されているルートが適応されます。

GET & POST 動詞以外の HTTP 動詞が付くルートにアクセスするには?

HTML フォームの method 属性は putpatchdelete をサポートしていません。つまり、フォームタグの method 属性の値として put , patch , delete を指定することができません。なので Laravel は、フォームに _method 隠しフィールドを追加して、疑似的に putpatchdelete のリクエストを表現します。

疑似的に「PUT」のリクエストを表現した例
<form action="/foo/bar" method="POST">
    <input type="text" name="hitokoto">
    <input type="hidden" name="_method" value="PUT">
    <input type="hidden" name="_token" value="{{ csrf_token() }}">
</form>

ちなみに上記コードは Blade ディレクティブを活用することで、さらにシンプルに記述することもできます。_method フィールドを、@method Blade ディレクティブに置き換えてください。

@method ディレクティブを使用した例
<form action="/foo/bar" method="POST">
    <input type="text" name="hitokoto">
    @method('PUT')
    @csrf
</form>

少しすっきりしたコードになりました(=゚ω゚)ノ

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