CRUD のコードを丸暗記して感じたこと

正解は、「１つ」じゃない。

何度も、CRUD のコードを書いているうちに、自分が打っている CRUD のコードの他にも、同じような意味を持つコードが複数あることに気づき始めます。特に、YouTube で CRUD 系の動画を拝見していると、投稿者の「好み」によって、CRUD のコードの書き方に特色がでてきます。

「この動画の投稿者は、こういう書き方が好きなんだ！」

とか

「自分の書いていたコードより、めっちゃシンプルなコードやん...」

とか、丸暗記していたおかげで、自分のコードと、相手のコードを比較することが安易になります。 もちろん、丸暗記しなくてもコードの比較はできますが、暗記しているおかげで、コードの理解が深まったり、正解は1つじゃないんだ、と思うようになりました。

最初は理解できないコードでも、何度も同じコードを書いていると、後々理解できるようになることが多いです。とても不思議なことなのですが、コードを書いているうちに、**「あっ！これって、こういうこと！？」**というような感じで理解できちゃう場面があります。

もちろん、今 Laravel の本体内部のコードを見ても、いまだに理解はできませんが、CRUD や、小さなアプリを作成するような教材等は、最初はワケの分からないコードだと思っていても、複数回、繰り返しコードを書いていると、「あっ、こういうことか！」と理解できる場面がきっとあります。

個人的なお勧めは、教材を学ぶ際、最初の１回目は「さらっと感じだけ掴んで」、２、３回目で「しっかり理解する」。という感覚で勉強したほうが良いのではないかと思います。

当たり前っちゃ当たり前の話なのですが、CRUD はアプリの基本的な機能ですので、仕組みを理解し覚えていれば、簡単なアプリを作成しやすくなります。アプリを拡張する際も、基本は CRUD を応用する感じがほとんどだと思うので、初学者ほど、CRUD を早めに理解するべきなのかなと思います。

「でも、暗記しなくてもコピペでもええやん？」

↑ もちろん、その通りです！

コピペでも、暗記でも、コードが一緒なら結果も一緒です。ですが、コピペだと、**コードの内容を理解しないまま貼り付けるケースが多々あります。**個人的には、これがとても問題だと思っています...

自分の話ですが、コピペで貼り付けたコードの場合、あまりコードの内容を覚えていないことが多く、再度、同じ処理のコードを書こうとした際に、「ど、どんなコード書けば良いんだっけ…」と、なってしまいます。

コピペも良いとは思いますが、最初のうちは、自分で手を動かしてコードを書きながら覚えていく のが、よりベターなのかなと思っています。

「丸暗記できる、ワイってすごいやん？」という根拠のない自信がつきます。