0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

1.ヒューマンインターフェース設計とは

人間と機械が情報をやり取りするための手段や、そのための装置やソフトウェアなどの総称、また、人間が機械を操作したり、機械が現在の状態や結果を人間に知らせる手段やそのための道具のことを指します。
機械が情報を伝える手段としては液晶画面やメーター、ランプ、スピーカーなどが含まれ、人間が指示を与える手段としてはスイッチやボタン、ハンドル、ダイヤル、ペダル、リモコン、マイク、キーボード、マウスなどが含まれます。

2.目的

機械が間に入ってしまう事により、発生してしまう分かりにくさを無くしていこうとするのが、ヒューマンインターフェイスの最も重要な目的になります。

3.重要性

・ユーザーの満足度とシステムの成功に直結

Left align Right align Center align
ユーザー満足度の向上 いやすいインターフェースは、ユーザーの満足度を高め、リピート利用を促進します。
効率性の向上 直感的なインターフェースは、ユーザーがタスクを迅速に完了できるようにし、生産性を向上させます。
エラーの減少 明確で一貫性のあるデザインは、ユーザーのエラーを減少させ、システムの信頼性を高めます。

4.設計上の原則の一例(ガイドライン)

下記に整理してまとめられてます!

4-1.ユーザビリティ10原則(ニールセン)

  1. システムの状態がわかるようにする(Visibility of system status)
    システムの状態を絶えず適切にユーザにフィードバックする。

  2. 実際の利用環境に適合したシステムを作る(Match between system and the real world)
    専門用語や社内用語でなく、ユーザが本当に使っていることばを使う。

  3. ユーザーに操作の主導権と自由度を与える(User control and freedom)
    ユーザがいつでも状況から抜け出せる出口を提供する。操作のキャンセル、やり直しができるようにしておく。

  4. 一貫性を保ち標準に倣う(Consistency and standards)
    同じことを表すのに異なる用語を使わない。同じように操作すれば同じ結果が得られることを保証する。

  5. エラーを防止する(Error prevention)
    エラー後の対応策の充実よりも、エラーの発生そのものを防止する。

  6. 記憶しなくても、見ればわかるようにデザインする(Recognition rather than recall)
    ユーザに記憶を強要しない。選択肢を提示する。

  7. 柔軟性と効率性を持たせる(Flexibility and efficiency of use)
    上級ユーザ向けにショートカット機能やカスタマイズ機能を提供する。

  8. 最小限で、美しいデザインにする(Aesthetic and minimalist design)
    インターフェースに無駄な要素を詰め込まない。必要最小限に整える。

  9. ユーザによるエラー認識、診断、回復をサポートする(Help users recognize, diagnose, and recover from errors)
    エラー時、ユーザがエラーメッセージを頼りに問題を解決できるようにする。

  10. ヘルプや説明文書を用意する(Help and documentation)
    マニュアルなしで使えるようデザインした上で、補助のためのコンテンツを用意する。

4-2.UIデザインにおける8つの黄金法則(ベン・シュナイダーマン)

  1. 一貫性を持たせる(Strive for consistency.)
    用語、色、レイアウト、フォントなどを一貫して使う。

  2. 誰にでも使いやすく(Seek universal usability.)
    初心者には説明を、熟練ユーザにはショートカットなどを提供する。

  3. 有益なフィードバックを提供する(Offer informative feedback.)
    すべての操作に対してフィードバックを提供する。

  4. 処理の完了を知らせる(Design dialogs to yield closure.)
    一連の処理を設計し、処理を完了したことをユーザーがわかるようにする。

  5. エラーを防止する(Prevent errors.)
    エラーの発生を防止する。エラーの場合は回復方法を具体的に指示する。

  6. 操作のやり直しができるようにする(Permit easy reversal of actions.)
    可能な限り、アクションは可逆的にする。

  7. システムはユーザーの制御下におく(Keep users in control.)
    ユーザーがシステムを思い通りに動かせると感じられるようにする。

  8. 短期記憶の負担を減らす(Reduce short-term memory load.)
    ユーザに記憶を強要しない。選択肢を提示する。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?