1.リフレクションとは?
「反射」や「内省」の意。
自分の考えや言動を振り返ることを意味する。
リフレクション(reflection):反響、反映、反射
2.反省との違い
反省 自身の言動を振り返り、良くなかった点を認識して同じ過ちを犯さない。
リフレクション 自分で自分の状態を観察し、見つめ直す
3.3つのステップ
レベル | 視点 | 具体例 |
---|---|---|
1 | 「出来事を振り返る」 | Aさんは~をしていた。 |
2 | 「他者および環境を振り返る」 | 背後の因果関係を考える。Aさんはなぜその行動を? |
3 | 「自己について振り返る」 | その時の自分の役割は?それができてたか? |
・レベル3に到達することで初めて新たな気付きに出会うことができる場合が多い。
4.学習していく人とそうでない人のリフレクションのやり方の違い
種別 | 考え方 |
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学習していく人 | 本来期待されていた結果は何か 実際の結果はどうだったのか ありたい姿と現実にどのような差があったか この差を埋めるために何を変えるか |
そうでない人 | どんな間違いが起きたのか 誰の責任か 事態に対する言い訳や謝罪 |
5.考え方のフレームワーク
種別 | 視点 |
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K:Keep | 「うまくいっているなどの理由で、今後も続けていくこと」 |
D:Discard | 「良くない結果につながったなどの理由で、今後はやめること」 |
A:Add | 「今回の経験から、今後新たに始めようと思っていること」 |
・振り返りの対象となる経験は、成功したものでも失敗したものでも構わない。
・振り返りを行うタイミングとしては、経験した直後、記憶の鮮明なうちが望ましい
・思ったままに書き出していけばいい!
6.参考文献