New Relic を活用する際に欠かせない NRQL (New Relic Query Language)のクエリービルダーがタブ機能に対応しました。今回はタブ機能の特徴と便利な使い方を紹介します。
今回のポイント
この記事で紹介しているポイントは、次の2つです。
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タブ機能の特徴を知る
タブ機能が持つ主な特徴を3つ紹介します。 -
タブ機能の便利な使い方がわかる
タブの管理方法やクエリを簡単に複製する方法等を紹介します。
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タブ機能の特徴
複数のタブを切り替えて NRQL を使った調査を効率化
これまでのクエリビルダーは複数のクエリを比較するためにわざわざブラウザのタブを追加する必要があったり、 Recent queries で過去に実行したクエリを再実行して調査する必要がありました。タグ機能が追加されたことにより、画面を切り替えることなくクエリビルダーのタブを切り替えるだけで複数のクエリの実行結果を比較することができるようになりました。
クエリの上書きしてしまう心配がない
New Relic の既存のチャートからクエリを確認する際によく使う View Query の機能がタブ機能の追加でより使いやすくなりました。View Query で開いたクエリは新しいタブで開くため、作業していたクエリを上書きする心配がなくなりました。
クエリキャッシュ機能でタブの切り替えが高速に
タブの切り替えも高速化されています。タブの切り替えと同時にクエリの実行結果も表示されるため、調査時間が大幅に削減できます。
タブ機能の使い方
タブに名前をつけて管理する
メニューから Rename を選択する、もしくはタブをダブルクリックするとタブの名称を変更することが可能です。名前をつけることで複数開いたタブの中から目的のクエリをすぐにみつ出すことができるようになります。
タブを複製する
メニューから Duplicate を選択するとタブを複製することが可能です。類似したクエリを作成する際にコピー&ペースとすることなく、クエリのコピーを作成することができます。
NRQL の新しいクエリビルダーには便利の機能がたくさん
新しいクエリビルダーには今回紹介したタブ機能以外にも New Relic AI を使ってクエリを作成する機能 や 複数のアカウントにまたがるデータに対してクエリを実行する機能 等が追加されています。詳しい内容はこちらの記事でも紹介されています。ぜひご覧ください。
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