0.環境と動機
システム構成
- Windows 11 + Anaconda
- 8世代 Core i7 NotePC x 48GB mem x 1.5TB SSD (多分関係ない)
- WSL Ubuntu18.04LTSはサポート切れとJupyter Lab使いたいので使用しない。
- Google ColabもTensorflowの関係で使用しない。
環境
- Anaconda Windows版
- Python 3.7.16
- Tensorflow 1.15.0
- scikit-learn
- 上記に付随してついてくるモジュール類
動機
- 最終的にAnormalibを使いたいが、UI周りで@shinmura0さんのFasterGradCAMを参照するため
- TensorFlow2で安定して動かなかったので、1系の環境を別に持っておきたい。
1.AnacondaにPython3.7環境を構築
前提
- Anacondaインストール済み
- 2023年4月現在、標準でPython3.8以降になっているので、Tensorflowは2系になってしまいます。
実際の環境の作り方
- 21年度版と銘打っていますが、23年春もインストールまではそのまま使えるので、こちらを参照ください。
UbuntuにもAnaconda入れていたので、そちらでつくれば早かった・・・・
インフォメーション
上記サイトは初めての方に非常にわかりやすいです。
Jupyter labのインストールが異様に長い
参照サイトでも異様に長い事が指摘されていますが10分以上待たされたらAnaconda自体を再起動でOKです
Tensorflowと関連モジュールをGUIからインストールしてみます
- プロンプトでコマンドたたくのもいいのですが、せっかくWindows版ではNavigatorがあるので
- Keras,Tensorflow,Scikit-learnを選択していきます。
注意
いきなり1系にできないので、まずは表示のバージョンでインストールします
- チェックを入れていってApplyでインストール開始
仮想環境のインストール結果確認
- Environment環境でInstalledを確認
- 最新のバージョンが入っているので、Tensorflow1系の最終版1.15.0にします。
- EnvironmentでTensorflow(またはTensorflow-gpu)のチェック辺りをクリック、Mark Specific version installをします。
インフォメーション
依存関係にあるモジュール類もバージョン変更していきます(Apply)
- 一通りインストールが終わったらAnaconda Navigatorを終了、Anacondaを再起動します。
参考
- もし、Navigatorメイン画面にJupyter labがない場合はEnvironmentからJupyter labをインストールします
- 他にも関連モジュール(Jupyter Coreなど)ありますが、後で追加を促されますので、それに任せます。
2.FasterGradCAMをGitクローン
- Windowsの場合、Ubuntuの様にどこにいるかが分かりにくいので、まずは現在地を確認します。
- そのうえでgit clone コマンドでインストールしていきます。
以上、無事Windows上でmodelファイルが作成できるようになりました